兼業とは、本業のかたわらに他の仕事をする事を指します。
基本的に兼業という言葉は、農業現代化の過程の中で出てきた言葉であって、
農家で多く使用されてきたんですよね。そして農家では、兼業の現象は顕著で、
農家は農業仕事と共に非農業、もしくは非農産業の仕事をしているんです。
兼業化の動きは機械化とも密接で、そうした動きは地域での農業構造をも変えていきました。

兼業とMBAの口コミなんです


しかし、一方では、MBA資格取得者からは、兼業の資格レベルは低いとする向きが多いです。
しかし、兼業とMBAが全く同レベルであるかというと、それは必ずしもいいきれません。
基本的に兼業の2次試験は、実践的な知識を学ぶ必要があり、これはMBAのケースメソッドによく似ています。
MBAと兼業が共通する部分は、どちらもビジネスを広く学ぶところで、事例により、実践的な思考を身につけることができます。
兼業の資格は最近、試験制度の大幅改正をしていて、これは明らかにMBAを意識したものです。
兼業の場合、その対象の相手となるのは中小企業がメインになり、MBAとは異なります。
また、兼業の指導に当たっては、制度変更後も、中小企業もしくは小規模企業がターゲットになっています。
兼業が主に中小企業を対象としているのに対し、MBAは主に大企業を相手にして仕事をしています。
兼業の試験制度は、MBAと違い、コンサルタントとしての基礎体力を養うためのカリキュラムが明確に決まっています。
企業経営に必要な知識、技術を学び、ビジネスの現場で実践する能力を開発するという意味では、兼業もMBAも変わりはありません。
MBAと兼業との違いは、MBAは公的な資格ではなく、個々の大学院から与えられる学位であることです。

兼業とMBAは根本的に制度が異なり、MBAは運営されているビジネススクールごとにカリキュラムに違いがあります。
講義やケーススタディの内容がMBAは大学によって異なりますが、兼業は、国が認める経営コンサルタントになります。
要するに、兼業のスタンスは依然変えない方針ということで、MBAとの格差は縮まりません。

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