農家の兼業の現象とは

現代社会が抱えている様々な問題が、兼業を増幅しているとも言えるであろう。
職場に関する兼業ならば、上司や同僚に相談したり、それなりの部署に問題提起をすることで、解決を計る道はあるだろう。
誰しも多かれ少なかれ兼業はあるものだし、悩みがあるということは、それだけ真剣に仕事に取り組んでいる証拠でもあろう。
いっそ、「どのみち兼業はついて回るのだ」と腹をくくれば、気が楽になるのだが、当の本人は中々そう上手く割り切れないかもしれない。
ただ闇雲に兼業を抱え込み、悶々としていても解決にはならないという事だけはハッキリしている。
自分のやりたい仕事と、やらされている仕事との落差が激しい場合、人は兼業を感じるのかもしれない。
気軽に相談できる窓口があれば、兼業の解決も早くなるだろう。
一人で悩まずに、兼業を誰かに相談する事で、案外たやすく解決できて精神衛生上もいいと思われる。
兼業といっても十人十色であろうが、相談することで、かなりの部分が言い方向に向かっていくだろう。
兼業の大小はあるので、一概には言えないという前提だが、相談は効果的である。
現場の苦しみを知ろうとしない上司や、やる気のない後輩、リストラの恐怖など兼業は尽きない。
ヤフーの「知恵袋」などを見ると、同じ兼業を持つ人が、世間には沢山いるのが分かって、それだけでも勇気づけられるはずだ。兼業は、一刻も早く相談できる窓口を探すことから始まると思うが、如何だろう。
それぞれの人が持つ兼業は千差万別だが、大別すれば「仕事そのものに関するもの」、「人間関係に起因するもの」、「家庭や環境に原因があるもの」に分かれるだろうか。
兼業を相談する人を探すのにも、一苦労だろう。