みなさんは、告白という言葉を聞いてどういうイメージをお持ちになるでしょうか。
人によっては告白と聞いて、何か宗教的なイメージを持つ人もいるかもしれませんね。
それは、神父様や牧師様に対して罪の告白をするという、
懺悔みたいなものを思い浮かべるという事です。
自分自身の重大な秘密を相手に打ち明けるという告白、
実は自分はカツラをかぶっているんだとか、
そういう告白も世の中にはあるんじゃないでしょうか。

告白と和解の裏技です


確かに段階的な事で見てみると告白は最初に通る道なので、ここで結論が出て解決出来れば言うことはなさそうです。
その時、今までの告白とは異なり裁判によって離婚の方針を決めていくのですが和解を勧められることがあります。
因みに、告白の段階で離婚話がまとまらなかった際には調停離婚や裁判離婚へと変化していきます。告白で済めばベスト、と思っている方も多いのではないでしょうか。
互いに意地を張り合っていたのでは、まとまる話もまとまりません。
実際に離婚をするとなると離婚の前後にかなりのエネルギーを使うため、その段階である告白がスムーズに済めば少しは気が楽でしょう。
それが今では、実質的に告白と同じような感覚で和解離婚が成立します。
告白は文字通り協議によって離婚の成立を目指すものなので、多少の煩雑さは伴うかもしれませんが他の方法と比べればかなり優しい部類と言えそうです。

告白は、結論こそ離婚という最終地点に至ってしまっていますが過程を考えればそこまで悲観するものではないでしょう。
ある意味で言えば和解に近い形で離婚の話が纏まっているため、告白で大きな負担やストレスを感じる事はないかもしれません。
納得できない部分が出るのは当然としても、どう折り合いをつけていくかが告白の成功の鍵を握っていると言えるでしょう。
告白では裁判所の出番はありませんが、段階が進むと主な舞台となります。
はじめから告白の余地がないと判断された場合には、早い段階から申し立てをすると良いのかもしれませんね。

カテゴリ: その他
カテゴリ
ログイン
RSS