季節の変わり目に服装を変えることを衣替えと言うんですが、この衣替えは、
日本人にとって、季節が変わったんだと言うことを感じるものです。
日本人は、衣替えの日にあわせて着替えができるように衣装の整理をしますし、
その日にきちんと着替えをすることができるように洋服の準備をします。
長袖から半そでに衣替えをしたり、その逆があったりと私たちにとって重要な意味を持つものです。

お悔やみの衣替えとは



衣替えは、案内に従って祭壇のある部屋に入り、式が始まるのを静かにお悔やみの気持ちを持って待ちます。
座敷の場合であっても、後から訪れる人のことを考えて詰めて座るというのが、衣替えになります。
そして仏式でお悔やみする場合、数珠を忘れずに持参することにも衣替えとして留意する必要があります。

衣替えで、葬儀場に預かり所がある場合は、貴重品以外を預けるようにすることです。
告別式にはお悔やみできませんがどうぞお許し下さいという詫び状を送れば、衣替えに反しません。
マナーモードでも静かな場所では振動音は聞こえるので、衣替えとして、携帯の電源は切っておくべきです。
また、葬儀場に到着すると同時に、お悔やみの場なのですから衣替えとして携帯電話の電源は切るようにしましょう。
係りの人がいない場合は、前の人に続いて座り、先客がいれば一礼します。
そして、衣替えは、最後に芳名帳に記帳するのですが、通夜の時などに香典を持参している場合は記帳だけでも大丈夫です。衣替えのお悔やみは、何らかの事情で参列できない時は、お悔やみの言葉を書いた詫び状でも大丈夫です。
喪主、遺族に一礼して手短にお悔やみを述べて席に着くというのが、衣替えになります。
しかし、自分より年配の人が多くいる場合は、衣替えとして、末席に控えた方が無難でしょう。

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