後期高齢者医療制度は、健康保険や国民健康保険の扶養家族になっている
75歳以上の人にも適用される新しい制度で、それに強制加入させられる事になったのです。

今まで保険料を徴収されることがなかったのに、
後期高齢者医療制度で保険料を取られるようになり、経済的には苦しくなります。
後期高齢者だけの独立保険に組み入れられるというのが後期高齢者医療制度の仕組みで、
これは高齢者にとって、かなり負担が大きくなります。

後期高齢者医療制度というのは、他の健康保険から独立した全く新しい医療保険制度です。
介護保険料と後期高齢者医療制度の保険料額を合わせ、
ほとんどの高齢者は年金から天引きされます。

後期高齢者医療制度の必要性の裏技なんです


まず保険と言えば、後期高齢者医療制度に近いものとして、万一に備えることで必要な死亡保険が思い浮かびます。
特に自営業の場合、有休もなければ傷病手当金もないので、より以上に後期高齢者医療制度は必要とされます。
傷病手当金の場合、標準報酬日額の2/3なので、後期高齢者医療制度のように、教育費や住宅ローンを賄うことができません。
病気やケガで働けなくなった場合、有給休暇で対応することになりますが、それをしないで済むのが後期高齢者医療制度なのです。
療養期間がそれ以上になった場合、収入は絶たれてしまうので、そこで、後期高齢者医療制度が必要になってくるのです。
医療保険は、あくまで治療費用を賄うのが目的で、後期高齢者医療制度のように収入を保障するものではありません。
在宅療養中であっても後期高齢者医療制度の場合、就業不能と認められれば、給付金が支払われるケースがあります。
医療保険が入院や手術を前提として給付金が支払われるのに対し、後期高齢者医療制度は、必ずしも入院を前提としていません。

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