幼馴染とは、幼少期の顔馴染みの事で、子供の頃一緒に遊んでいた友達・親友の事です。
幼なじみは、恋愛漫画やドラマ好きの方には何となくいい響きを持つ言葉でしょう。
漫画やドラマ、それに映画やゲームと、幼なじみとの恋愛が描かれ続けてきました。

長年一緒に過ごした幼なじみと恋愛関係になり、そのまま結婚という人もおられますね。
幼なじみが魅力的な異性であれば、いつもそばにいて自分を支えてくれる存在であると、
幼なじみに恋愛感情を持つというのも自然の流れなんでしょう。

幼なじみ以前に、修羅場というものすら経験したことがないのですがね。

おそらく、幼なじみとの恋愛が描かれたフィクションを見慣れているからでしょうがね。
ずっと一緒に育ってきた幼なじみが、思春期を迎え、ただのお友達じゃいられなくなる。
つまり、幼なじみはどんなときでもそばにいて、自分を支えてくれる存在であると。
さらには、幼なじみは、自分がほかの女の子を追いかけていても、ずっと自分を待ってくれていると。
または、戦争に参加した幼なじみ同士が過酷な戦場で生き抜くというのも、修羅場です。
それに、もし幼なじみと恋愛関係になったとしても、現実には修羅場というものがあり得ます。
こう考えてみると、幼なじみという設定が恋愛もののフィクションに使われる理由がわかってきます。
いや、実際にも幼なじみとの恋愛関係がもつれて修羅場になることはあるでしょうね。
そして、幼なじみが他に好きな人がいると知って、ショックを受け、修羅場となる。
わたしは幼なじみ以前に、修羅場というものすら経験したことがないのですがね。
たとえば、幼なじみ同士が会社で奮闘し、仕事上の危機を乗り越えるのも修羅場でしょう。幼なじみという存在に対して、われわれは何か、妄想を抱いてはいないでしょうか。
しかし修羅場とは、恋愛関係のもつれだけとは限らず、激しく戦うのも修羅場と呼ばれますよね。
幼なじみとは、美しい恋愛ばかりじゃなく、修羅場というのも存在するかもしれませんよ。
修羅場を迎える幼なじみ同士の恋なんて、なんというか、甘酸っぱくもせつないですし。
無償の愛を与えてくれるのが、幼なじみの存在する理由でもあるのだと、思っていませんか。
恋愛以外でもいろいろな修羅場を考えさせてくれる幼なじみは、フィクションにとっては、ありがたい存在なんですね。

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