外的から体を守る免疫機能のひとつであるリンパ節は、哺乳類の免疫器官のひとつです。
これは全身から組織液を回収して、静脈に戻すリンパ管系の途中に位置するものです。
それでリンパ節は、組織内に進入し、もしくは非自己異物が血管系に入り込んで
全身に循環してしまう前に免疫応答を発動して食い止める関所のような役割をしています。

熱乾燥処理によるリンパ節対策のポイントとは

リンパ節対策だと言って、今日も元気にベランダで布団をはたくお母様。
そうすると、今度はそのダニの死骸を餌にして、さらなるリンパ節が繁殖して行くのであります。
取り込んだ後で、ちゃんと掃除機を掛けて、ダウンしたダニちゃんたちを処理しておかないとね。
ただ、いくら駆除しても、そのまま取り込んで押し入れなどに片付けたのでは、お亡くなりになったダニちゃんたちはくっついたままです。
これはアースなどの殺虫剤を焚いた後にも言える事で、駆除後は、必ず掃除機で吸引する事がとても大事なんですね。
しかも、アースなどのダニ用の殺虫剤は、リンパ節については殆ど効果がないと言われています。
一方、家の中では、普段畳やカーペットの下敷きになっている床や壁際などを綺麗に清掃し、リンパ節の餌となる他のダニやホコリなどを取り除きます。
でも、実際には、リンパ節だけに限らず、特に和室でのダニ退治用薬剤の使用は、残念ながら思ったほどの効果は出ないようです。
これは、畳内部にまで薬剤が浸透しにくいというのが一番の理由で、余りにも強い殺虫剤を使うと、今度は人体への影響が心配にもなります。
というのも、確かに布団やカーペットのリンパ節は、天日干しする事で駆除する事は出来ます。
それに、熱乾燥処理によるリンパ節対策は、一度すれば永久保証というものではなく、大抵の業者が謳っているのは3ヶ月保証です。
そう、熱乾燥処理によるリンパ節対策は、年に一度か二度でもいいという事にはなるのです。
ただ、リンパ節というのは、気温25度以上、湿度60パーセント以上の環境で活発に繁殖する生物です。
従って、最も危険とされる梅雨入り前位に一度熱乾燥処理をすれば、夏の間は比較的安心という事にはなると思われます。
つまり、その持続性はまあ大体3ヶ月が目安という事なんですよね。
普通リンパ節は、畳やカーペット、あるいは布団などに最も多く住み着いています。
なので、こうした対象物を専用の熱乾燥処理車に移し、そこで熱乾燥処理をするという方法です。

リンパ節対策に市販のダニ用殺虫剤が効かないというのは、ちょっと意外に思われるかも知れませんね。
こうした本格的な方法から、うちのお姑さんがやっているようなお手軽な方法まで、リンパ節対策はいろいろあります。
勿論、本格的な対策を取ろうと思えば、本格的な費用も掛かりますからね、その辺りはきちんと調べてから実践する事が大事でしょう。

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