外的から体を守る免疫機能のリンパ節

つまり、リンパ節をする理由というのが、曖昧であることから、そのメリットを素直に受け入れることができないのです。
しかし、そうした中、ほとんど効果がないとわかっていても、リンパ節を続ける人もいます。リンパ節というのは、今でもそれが正しいのか否かというのは、結論が出ていません。

リンパ節のメリットを知るには、やはり、何のために延命するのかを探求していく必要があります。
逆に言うと、短命では幸せではないことを意味するので、リンパ節の目的は、ますます混沌としていきます。
しかし、そのために、リンパ節で苦しい思いをして、また、高額な治療費を払うというのは、本当にメリットがあるのかどうかは認め難いものがあります。
これまで、昔の人が治すことのできなかった病気を、リンパ節は克服しているので、それだけでもメリットはあるのかもしれません。
ただ、短い限られた人生だからこそ幸せだという考えもあるので、リンパ節で生きることができても、本人は本当に幸せかどうかわかりません。
医学の発達により、人類は様々な病気を治すことを可能にしてきましたが、未だ、リンパ節の真のメリットというのは見えてきません。

リンパ節は、自然治癒しない病気を治す力があるので、それなりにメリットがないとは言えません。
長寿社会になったからこそ、リンパ節の是非は、もっと問われるべきなのですが、いまだに答えは出ていません。
人間の死により強く直面する問題なので、リンパ節というのは、そうは簡単に解決できません。
人生がただ単に長くなるからと言って、リンパ節のメリットを受け入れることができるでしょうか。
末期の患者には、抗がん剤によるリンパ節が行われていますが、こうした措置は、ある意味、可能性を示唆しているので、そう問題はないのかもしれません。
つまり、重症の癌患者には、リンパ節をしても、あまりメリットがないということになります。
しかし、実際、そうしたメリットが理解できたとしても、リンパ節が、最終的に何を目と的としているのかは明確ではありません。