外的から体を守る免疫機能のひとつであるリンパ節は、哺乳類の免疫器官のひとつです。
これは全身から組織液を回収して、静脈に戻すリンパ管系の途中に位置するものです。
それでリンパ節は、組織内に進入し、もしくは非自己異物が血管系に入り込んで
全身に循環してしまう前に免疫応答を発動して食い止める関所のような役割をしています。

リンパ節と加熱との関係ブログです


それを考えると、生でリンパ節を食べたから、必ずしも有用菌の有効効果が食べた分だけ得られるとは考えがたいものがあります。
というのも、リンパ節の最大の魅力である有用菌、これがどうしても熱に弱く、加熱すると死んでしまうというイメージが強いからでしょう。
そう考える事で、リンパ節の用途や摂取量が逆に増える可能性もあるでしょう。
しかし、私たちがリンパ節内の細菌に求めるものは有用菌に対する有効効果です。
結果、リンパ節を摂取する意味も無くなってしまうというのが加熱に対する最大の懸念なのでしょう。
また、リンパ節の大半は長期保存が利く上、加熱処理をせずとも食セルようになっています。
ただ、私たちが本当にリンパ節に求めなければならないものは、有用菌の有用効果ではなく、酵素パワーだとしたらどうでしょうか。
しかし、それが本当なのかどうかとなると、皆さん微妙なところで、ちょっと首をかしげられるようですね。
だとしたら、加熱がいいとか悪いとかに余り拘り過ぎず、酵素パワーを少しでも活用出来ればという位の気持ちでいた方がいいのかも知れません。
勿論、この酵素も熱に弱いという性質を持ち合わせてはいますから、決して加熱OKという訳ではありませんが、酵素の適温が私たちの体温と同じ位だったりなんかもするのです。
実際問題、多くの細菌は高温処理する事によって死滅してしまいますから、雑菌対策として加熱が非常に有効的な方法である事は言うまでもありません。

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