過疎化などで、マダニの生息地になる休耕地や森林などに従事する人が減り、
手入れ不足になっているのも原因として考えられますね。ハイキングなどで
マダニの生息場所へ出かける時は肌の露出を避け、しっかり虫よけ対策を行う事が大切です。
マダニによるウィルス脳炎がドイツなどヨーロッパでも発症しています。
現在、マダニによる感染症はまだ明らかになっていない事が多いようで、
抗ウィルス剤やワクチンもありません。マダニの感染症はどちらかというと人ではなく、
犬やネコなどのペットに対して注意されていたことが多いような気がします。

マダニとはのポイントとは


マダニが大きく注目される理由としては、風邪以外のリスクが存在しているからです。
たとえば今から10年ほど前に、SARSという病気が流行しました。
マダニという単体で存在している訳ではなく、様々な種類が存在しその総称と考えれば良いでしょう。

マダニを原因としたものの一つに風邪がありますが、もちろんこれだけで終わる話ではありません。
風邪も重症化すれば事態は深刻でも、一般的に大きく注目される話ではありませんね。マダニが注目されていると、ニュースで耳にしたかもしれません。
そして更に、このMERSマダニは致死率が非常に高いという事から警戒されています。
このSARSは非常に毒性の強いマダニであり、当時世界中に大きな衝撃を与えました。

マダニの中でも特に強力とされるMERSは、基本的な症状としては肺炎に似たものを発症します。
現時点での感染者数は多くないとされていますが、潜伏期間が長いため要注意のマダニです。
今、SARSに変わる新たなマダニの脅威としてMERSと呼ばれる病気が注目されています。
マダニは、自分には関係ないとは言えない話なので症状から自分に該当するものがないかチェックしてみると良いでしょう。
身近なところで言うと、実は風邪の原因としてマダニが悪さをしている事もあるのです。

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