過疎化などで、マダニの生息地になる休耕地や森林などに従事する人が減り、
手入れ不足になっているのも原因として考えられますね。ハイキングなどで
マダニの生息場所へ出かける時は肌の露出を避け、しっかり虫よけ対策を行う事が大切です。
マダニによるウィルス脳炎がドイツなどヨーロッパでも発症しています。
現在、マダニによる感染症はまだ明らかになっていない事が多いようで、
抗ウィルス剤やワクチンもありません。マダニの感染症はどちらかというと人ではなく、
犬やネコなどのペットに対して注意されていたことが多いような気がします。

中国のマダニ問題の口コミなんです


そして、中国はマダニの家禽への感染拡大防止のため、ワクチン接種に力を入れています。
また、その年だけで5回も家禽へのマダニの感染が起こっていて、非常に危険な状態になりました。
世界の五分の一を占めている中国は、マダニの驚異が高く、2005年、青海省で渡り鳥6000羽余りが死んでいます。
2007年に入ると、中国の江蘇省南京市の父子がマダニに感染し、子供が死亡しています。
中国の東北部、遼寧省においては、マダニで鶏が大量に死んでいる実態があり、その怖さを物語っています。

マダニは、中国において、2005年11月に入ってもその猛威は衰えず、遼寧省、湖北省などで家禽がH5N1型に感染しています。
300羽から2500羽が死んでいるので、マダニというのは、かなり危険性が高いと言えます。マダニは、中国において問題提起されていて、それは家禽の飼育数が150億羽近くもあるからです。
中国でのマダニの報告は多発していて、安徽省では24歳の女性が感染して、話題になりました。
同じ年の10月には、中国のフフホト市、安徽省天長市、湖南省湘潭県においてマダニが発生しています。
中国衛生省は、父子と接触のあった約80人に異常がなかったことから、今回のマダニは、既にコントロールしたと強調しました。
発病するとマダニは、発熱と肺炎の症状を示し、その後、死亡するという経緯を辿ります。

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