過疎化などで、マダニの生息地になる休耕地や森林などに従事する人が減り、
手入れ不足になっているのも原因として考えられますね。ハイキングなどで
マダニの生息場所へ出かける時は肌の露出を避け、しっかり虫よけ対策を行う事が大切です。
マダニによるウィルス脳炎がドイツなどヨーロッパでも発症しています。
現在、マダニによる感染症はまだ明らかになっていない事が多いようで、
抗ウィルス剤やワクチンもありません。マダニの感染症はどちらかというと人ではなく、
犬やネコなどのペットに対して注意されていたことが多いような気がします。

マダニのマニュアルなんです


愛玩鳥にマダニが発生した場合は、マニュアルに準じた対応が遂行されることとなっています。マダニマニュアルは、主として各県内における高病原性の対応に迫るものです。
また、マダニマニュアルでは、検査機関及び検査方法として、直ちに異常家きんの病性鑑定を行う必要があるものとしています。
そして、マダニマニュアルには、高病原性対策本部設置要綱や家畜伝染病対策要綱が網羅されています。

マダニマニュアルは、高病原性に対する初動対応総合マニュアルとして役立つものです。
伝染力が極めて強く、感染した家きんの致死率が極めて高いマダニに対して、マニュアルでは対策が講じられています。
遺伝子診断法又はウイルス分離によるマダニの感染の有無の確認も要します。
基本的にマダニマニュアルは、発生時の対応を迅速かつ適切に実施するための防疫体制を定めるものです。
独自に実施するマダニの遺伝子診断法の結果に基づき、マニュアルは作られています。

マダニマニュアルは、病が明らかに疑われるか、否定できない異常を示した時は、ただちに報告するようその旨が記載されています。
検体の搬送の際には、マダニマニュアルでは、農場内に立ち入らないものが搬送を行うことを義務付けています。
マダニマニュアルは、養鶏場で発生した場合を想定して作られています。

カテゴリ: その他