過疎化などで、マダニの生息地になる休耕地や森林などに従事する人が減り、
手入れ不足になっているのも原因として考えられますね。ハイキングなどで
マダニの生息場所へ出かける時は肌の露出を避け、しっかり虫よけ対策を行う事が大切です。
マダニによるウィルス脳炎がドイツなどヨーロッパでも発症しています。
現在、マダニによる感染症はまだ明らかになっていない事が多いようで、
抗ウィルス剤やワクチンもありません。マダニの感染症はどちらかというと人ではなく、
犬やネコなどのペットに対して注意されていたことが多いような気がします。

マダニとはのポイント

マダニとは、家の中にいてアレルギーやアトピー皮膚炎の原因となる家ダニとは違い、森林や山野などの屋外に生息しています。
写真も色々と紹介されているのですが、確かにマダニって脚が8本あって蜘蛛みたいな感じですよね。
このマダニですが、蚊なんかと同じく吸血行為を行うことによって、体が大きくなっていきます。
マダニに噛まれて必ず感染症になるというわけでもないようですが、発症してしまうと重篤な症状や神経障害を引き起こす可能性があります。
マダニは、血を吸う前は数ミリ程度の体長ですが、血を吸うことで、1センチ程度に成長します。
1,2週間もマダニが体から離れずにくっついたままって考えただけでも気持ち悪いですよね。

マダニの口ってハサミのようになっていて、この口器で皮膚を切り裂いて血を吸います。
無理に引き離すことでマダニの頭が体内に残ったり、体液が逆流したりして細菌感染してしまう恐れがあります。
血を吸い尽くしたらマダニは体からポロッと剥がれ落ちますが、その場合でも念のため、皮膚科を受診するほうがいいですね。

マダニは、通常犬やネコなどペットに付くことが多いですが、人間の被害もここ近年増えてきています。
ブログやサイトなどで蜘蛛のようなマダニについて調べてみましょう。
でも、体にくっついたマダニを無理に引き離すのは危険なので、絶対に行ってはいけないんです。
マダニに噛まれないように、森林などでは長袖などを着たり、虫よけスプレーを使ったりすることをおすすめします。

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