過疎化などで、マダニの生息地になる休耕地や森林などに従事する人が減り、
手入れ不足になっているのも原因として考えられますね。ハイキングなどで
マダニの生息場所へ出かける時は肌の露出を避け、しっかり虫よけ対策を行う事が大切です。
マダニによるウィルス脳炎がドイツなどヨーロッパでも発症しています。
現在、マダニによる感染症はまだ明らかになっていない事が多いようで、
抗ウィルス剤やワクチンもありません。マダニの感染症はどちらかというと人ではなく、
犬やネコなどのペットに対して注意されていたことが多いような気がします。

犬につくマダニの経験談です

マダニが犬に付くと、自動的に飼い主にも付く事になりますから、十二分に注意しなければなりません。
草むらの脇を歩く事自体非常に危険なのだという事を認識する必要性があるんですね。
散歩に出ると、どうしても草むらへ草むらへと近付きたがり、マダニを自宅に連れ込む一番の原因となってしまいます。
特にこれからの季節、マダニの繁殖器になりますから、気を付けていただければと願いますね。
勿論、真夏の夜の散歩が悪いという訳ではありませんが、その場合は、出来る限り周囲に草むらのないアスファルトの散歩コースを犬も人間も歩くようにしましょう。
いくらマダニ退治の効果のある首輪を付けていても、油断禁物だという事です。

マダニは草の根っこ部分ではなく、先端部に潜んでいて、犬や人間の臭いを嗅ぐと、一気に飛び付いて来ます。
確かに、可愛いペットの言う事は何でも聞いて上げたいという飼い主の優しさもあるでしょう。
しかし、それは最もマダニの被害を受けやすい時間でもあるのです。
それが今のところ犬にとっても飼い主にとっても最良のマダニ対策だと思われます。
まあね、本当は犬も人間も、そうした少しでも自然に近い場所を散歩すると気持ちのいいものなのですが、残念ながらそこは危険ゾーンでもあるという事です。
ダニ予防の効果があるという首輪も人気になっているようですが、やはり犬も人間も同じ。

マダニは季節で言えば春から夏に掛けて、時間帯で言えば、夕方から深夜に掛けて最も活発に行動します。
他にも犬と飼い主のためのマダニ対策はいろいろありますから、今から関連のブログやサイトで情報収集し、今年は万全の体制でお散歩を楽しみましょう。

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