過疎化などで、マダニの生息地になる休耕地や森林などに従事する人が減り、
手入れ不足になっているのも原因として考えられますね。ハイキングなどで
マダニの生息場所へ出かける時は肌の露出を避け、しっかり虫よけ対策を行う事が大切です。
マダニによるウィルス脳炎がドイツなどヨーロッパでも発症しています。
現在、マダニによる感染症はまだ明らかになっていない事が多いようで、
抗ウィルス剤やワクチンもありません。マダニの感染症はどちらかというと人ではなく、
犬やネコなどのペットに対して注意されていたことが多いような気がします。

ヘビに群がるマダニの群れの評判です

マダニとヘビ、ああ、聞いただけでも気持ち悪くなりそうで、絶対に想像したくない光景ですよね。
実際、ごく稀にですが、動物病院に担ぎ込まれて来るヘビの何割かは、そうしたマダニの被害者になったものだそうですよ。
平均10日から2週間住み着き、その間に1リットル以上の血を吸うそうですよ。
それも、ヘビがマダニを餌にしているのかと思いきや、まるきり正反対。
そして、ヘビの鱗の中には、そんな巨大化したマダニが群がっているというから驚きです。

マダニは主にほ乳類の皮膚に噛みついて吸血すると思われていますよね。
さらに、マダニの生息域である草むらは、ヘビたちにとっても最もメジャーな生息域です。
しかも、犬や猫の毛の中に潜むのと同じように、マダニたちはヘビの鱗の隙間に忍び込み、血を吸いながら生息しています。
でも、最近は個人的な意見として言わせていただくと、少々訳の分からない世の中と言いますかなんと言いますか。
当然、私たちはヘビに噛まれる事をとても恐れますが、彼らにも怖いものはある。
それがマダニのように実に小さい生物であるというのは、少々面白くは思いますが、やっぱり余り想像はしたくないなぁ。

マダニは人や動物の血を吸う事によって、まるまる太って巨大化して行きます。
考えてもみて下さいよ、献血でも精精400ccしか抜かれない訳ですから、私たち人間にとっても1リットルと言えば大量出血です。
まあそれ以上に、私はヘビがとにかく苦手なので、草むらには絶対に近付かない事にはしています。
そういう光景を目にすると、やはりマダニに対する恐怖感は否めません。

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