マダニは蛛形綱マダニ亜目に属する大型のダニ

マダニが関東であまり注目されていない理由には、自然に対策されているというものがあります。
もちろんマダニではない可能性もあり、たとえばシックハウス症候群等の可能性も考えられます。
東北や北海道といった一部の地域ではマダニに対しても一定の注目度があるのですが関東ではあまり見かけません。
マダニがピークとなる時期に向けて、本州は梅雨に入ります。
ただでさえイネ科やキク科といったマダニの原因となる花粉を飛ばす草は背が低く、加えて湿度が高くなると花粉の飛ぶ距離は更に制限されることになります。
しかし花粉の飛ぶ距離が制限されているなら、マダニの原因に近付かないという基本的な対策から効果を発揮してくれます。
春の花粉症の場合、スギ花粉に近付かないというのは容易い事ではありません。
スギ花粉は非情に広範囲へ拡散されるのに対し、イネ花粉やキク花粉が飛散する距離は限られてくるためマダニ対策も立てやすくなります。
マダニという事で、いわゆるスギ花粉症とは時期も原因も異なります。
明らかにマダニと言える症状が出ていても、それを花粉症と自覚していない方が多いように思われます。
鼻水や目のかゆみといった症状が出た時は、夏風邪だと決めつけてしまう前にマダニを疑ってみましょう。
花粉症対策といえばマスクが有名ですが、夏の暑い時期に着用したいものではありません。
スギ花粉が飛んでくるのは冬の終わりから春先にかけての時期ですが、マダニの原因となる花粉が飛んでくるのはスギ花粉が終わった頃からです。
ブログやサイトから、マダニ対策について情報収集してみると良いでしょう。