過疎化などで、マダニの生息地になる休耕地や森林などに従事する人が減り、
手入れ不足になっているのも原因として考えられますね。ハイキングなどで
マダニの生息場所へ出かける時は肌の露出を避け、しっかり虫よけ対策を行う事が大切です。
マダニによるウィルス脳炎がドイツなどヨーロッパでも発症しています。
現在、マダニによる感染症はまだ明らかになっていない事が多いようで、
抗ウィルス剤やワクチンもありません。マダニの感染症はどちらかというと人ではなく、
犬やネコなどのペットに対して注意されていたことが多いような気がします。

マダニの後遺症なんです


しかし、自分がまさかマダニになるとは誰もが思っているわけではなく、全く予期出来ない病です。
そして、マダニの後遺症としての耳鳴りも、患者の体調や患者をとりまく環境によって大きく変わってきます。

マダニは、早期治療したとしても、完治する可能性は非常に低く、患者の3人に1人程度と言われています。
マダニを治療した後、執拗に難聴の症状が続くようであれば、後遺症とは考えず、精密検査を受ける必要があります。
いずれにせよ、マダニになってしまった時は、早急に病院へいくことで、引きのばしてはいけないことです。
仕事の会議中や自宅でくつろいでいる時、急に片側の耳に耳鳴りがして、マダニを発症するケースがよくあります。
そして、残りの3分の1のマダニの患者は改善せず、その他の3分の1は後遺症が残ってしまいます。

マダニの後遺症で注意を要するリクルーメント現象というのは、音が少し大きく響くだけで、急激に耳に響く症状です。
ただ、こうしたマダニの後遺症がある中、考えなければならないのは、異なる疾患の可能性もあることです。
このマダニの後遺症は、聞こえにくい耳の状況がもたらす、非常に特異な現象の1つと言えます。
実際にマダニを克服して、聴力を回復することができても、後遺症が残る場合があります。
めまいや耳鳴りがマダニの後遺症の代表的なものですが、こうした症状は主症状としてもよく現れます。

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