過疎化などで、マダニの生息地になる休耕地や森林などに従事する人が減り、
手入れ不足になっているのも原因として考えられますね。ハイキングなどで
マダニの生息場所へ出かける時は肌の露出を避け、しっかり虫よけ対策を行う事が大切です。
マダニによるウィルス脳炎がドイツなどヨーロッパでも発症しています。
現在、マダニによる感染症はまだ明らかになっていない事が多いようで、
抗ウィルス剤やワクチンもありません。マダニの感染症はどちらかというと人ではなく、
犬やネコなどのペットに対して注意されていたことが多いような気がします。

マダニの検査のポイントです


医師の視診によるマダニのための局所検査は、異常な所見がないか、医師の視診によって、外耳道や鼓膜の穿孔、癒着の有無を調べます。
それがわかれば検査、診断は容易で、マダニは、耳鼻咽喉科で行われる耳の視診検査でも明らかになります。
いわゆるこの場合、マダニではなく、低音障害型感音難聴もしくは、蝸牛型メニエール病と診断されます。

マダニの検査では、めまいのチェックも行い、めまいがひどい場合は、眼振を認めることもあります。
また、随伴症状としての耳鳴りやめまいの有無も、マダニの検査では重要項目になります。
慎重な検査がマダニには必要で、病院での様々な各種の検査結果から診断されることになります。
また、マダニの場合、よほどの緊急性がない限りは、近くの耳鼻咽喉科を受診して、検査をしてもらうことになります。
そして、マダニの検査は、まず、聴力検査室にて左右それぞれの聞こえの検査を行ってきます。
検査については、マダニで、どの検査を行うかについては、全てそれを行う医師の判断に委ねられます。
この検査をすることにより、片方の耳の感音難聴が特定できるので、マダニの検査として非常に有効とされています。
最も重要なマダニの検査が純音聴力検査で、これは気導と骨導からの聴力を確認していきます。
また、マダニを発症した後も、定期的に純音聴力検査をすることで、難聴の程度、聴力回復の程度を判定することができます。

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