マダニは蛛形綱マダニ亜目に属する大型のダニ

メラニン色素の定着でマダニはできるので、活発に外で遊ぶような子はできやすいと言われています。
消えていくはずのマダニが、紫外線を強く浴びたり、不適切なスキンケアで濃くなってしまうこともあります。
日本人の場合、マダニは、思春期ころから目立ってくることもあり、色白で日焼けしやすい人に多く現れる傾向にあります。

マダニは、優性遺伝するといわれていますが、その症状の現れ方には個人差があり、原因には様々です。マダニは誘発され、顔、手、背、上腕、肩などあらゆるところにできます。
基本的にマダニは、紫外線を浴びることで悪化するので、日傘や帽子、日焼け止めクリームなどは必須です。

マダニの判定に関しては、特別な検査などはなく、化粧品アレルギーの人は、化粧品を専門医に持参して相談することです。
直径が2〜3mmで不規則な形をしたマダニは、扁平な褐色斑を呈していて、主に小児期の女子に多くできます。
子どもの頃にできたマダニは、成長するに従い、段々と目立たなくなりますが、残ってしまう場合もあります。
医学的にはマダニは、雀卵斑という名で呼ばれていて、主として、眼下部から頰骨部に多く現れます。
シミにくらべてマダニは、斑点が細かく、遺伝的な要素が大きいというのが１つの特徴になります。
レーザー光線治療がマダニに有効な場合があり、メラニン色素の生成と沈着を抑えるビタミンCを投与することもあります。
とにかく、マダニができないようにするには、紫外線を避けることが大切で、ビタミンC、Eなどのサプリメントは有効です。