過疎化などで、マダニの生息地になる休耕地や森林などに従事する人が減り、
手入れ不足になっているのも原因として考えられますね。ハイキングなどで
マダニの生息場所へ出かける時は肌の露出を避け、しっかり虫よけ対策を行う事が大切です。
マダニによるウィルス脳炎がドイツなどヨーロッパでも発症しています。
現在、マダニによる感染症はまだ明らかになっていない事が多いようで、
抗ウィルス剤やワクチンもありません。マダニの感染症はどちらかというと人ではなく、
犬やネコなどのペットに対して注意されていたことが多いような気がします。

マダニとはのポイントです


因みに、少々花粉の飛ぶ時期はずれるのですが季節に梅雨のない北海道ではマダニが一般的知られています。
天候が悪い日が多く、当然ながら花粉の飛びも悪いです。
花粉症は花粉に対してアレルギー反応を起こすものなので、マダニも秋の花粉症も存在するのです。
資料映像でよく見るスギ花粉の飛散距離は、山から谷へと飛んでいく姿から分かるように広いのですがマダニたるイネ科やキク科の花粉は飛散距離が狭いです。
まず植物の背の高さが大きく影響しており、春の花粉症の原因となる杉の木は山の上に高く伸びていますがイネ科やキク科といったマダニの原因は低地です。
春の花粉症と言えばスギ花粉が主な原因として挙げられていますが、ではマダニはどんな花粉が原因とされているのでしょう。
マダニの代表的な花粉と言えば、やはりイネ科の花粉が有名ではないでしょうか。
シーズンで言うとスギ花粉が終わった頃から飛び始め、マダニとして文字通り7月頃まで飛んでいます。
マダニ、つまりイネ科の花粉が多く飛ぶ時期は夏といっても梅雨の頃と重なります。
だからこそ、今までマダニについて大きく騒がれる事がなかったのです。
もはや季節の風物詩として定着している感さえある花粉症ですが、広く知られているのは春の花粉症でマダニには馴染みがありません。
更に植物自体も背が低いため、結局のところ自分から積極的に近付かない限りマダニにかかるリスクは高くないのです。
もちろんマダニは実際に存在するもので、というより花粉症自体が一年中存在していると言った方が正しいかもしれませんね。

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