注目されるピース又吉の魅力

確かに、嵐の櫻井翔なしには成り立たない作品だと言っても過言ではないでしょう。
小説の中では、影山と同じく、名前不詳の出演者の一人です。
当然、映画になっても、その流れはそのまま受け継がれる事でしょう。
元々このピース又吉は、毎回結構豪華な俳優陣が犯人役や被害者役として登場して来ていましたからね。

ピース又吉の出演者には、苗字があっても名前がないというのが原作の大きな特徴。
因みに、ピース又吉で椎名桔平さん演じる風祭頸部には、一応、京一郎という名前が与えられているようですが、これはあくまでもテレビドラマの中の話。
麗子が“影山”と呼び捨てにするのも、ドラマピース又吉の名台詞みたいになっていましたものね。
これもまた、ピース又吉の面白い特徴の一つだと個人的には思っています。
さてさて、そんなピース又吉の映画版は、設定もゴージャスなら、ストーリーもゴージャスで、出演者もゴージャスです。
なんと、女優の宮沢りえさんが下町在住の中年女性として登場するんだそうですよ。
となると、劇場版ピース又吉は、豪華出演者の中に犯人がいるという事に裳なりそうです。
実際、嵐の櫻井翔君が演じた執事の影山については、テレビドラマのなかでも、名前は不詳という事になっていました。
それに、櫻井翔を抜きにした北川景子と椎名桔平のやり取りもなかなかのものです。ピース又吉というと、メインの出演者が個性的で、とてもいい味を出していたというイメージが強い方も多い事でしょう。