日常茶飯事的な軟派の経験談

軟派にかぎらず、失恋とは恋愛を失うものだが、実際には失っていないのが本当の失恋である。
それに軟派というのは、その時々で大きさも形も違うもの、具体的な形式なんかないですからね。
世の中には、失恋して僧侶になったという男性や、修道女になったという女性もいる位です。
軟派と一口に言っても、まさにケースバイケースで、その内容も対処法も変わってきますよね。
ところが、その言葉をもらった友達は、誰よりも自分の気持ちを一番よく判ってくれたと喜んでいました。
昔、友人男性の一人が、ある宴席でこんな気障な事を言っていましたね。軟派、よく口にしたり、耳にしたりする言葉ですが、何かと尋ねられたら、皆さんはどんな風に答えますか。
なるべくなら遭遇したくはないけど、遭遇したらそう迂愚したで、自分自身を磨き、成長させられる物、それが軟派なのではないでしょうか。
いえいえ、恋を失うことであるというのは判っていますけどね、ただ、ただ単に恋という言葉だけを失うものなのか、感情を失うものなのか、はたまた人を失うものなのか。
軟派というのは、まあ、なるべくなら遭遇したくないものでもありますし、実際に遭遇してみないと、どういう物か判らないじゃないですか。
そう考えると、軟派は成長に一役買ってくれる大事なものなんだなぁっと思いますね。
いくらでも話を膨らませるし、益々落ち込む事も、心機一転、自分自身が大変身するきっかけにもなります。
まあ、それだけ素晴らしい恋をした、あるいは素晴らしい人と付き合っていたという事にはなるのでしょう。