所得の減少や失業などで、年金を納付するのが難しい場合に本人の申請により、
免除できるという制度のことを年金免除といいます。
それは、前年の所得が125万円以下で、失業や退職などで保険料を
納付することが困難であると認められる時に、年金免除を受けることができます。
年金免除の申請の対象となる人は、前年所得が少なく
保険料を納めることが困難な場合に決定されるんですね。

年金免除の積み立てなんです


掛け捨ての年金免除の保障に貯金をくっつけただけなのが積み立てタイプで、会社は預かったお金で運営しています。
しかし、実際、年金免除で積み立てをして、貯金をしている人は、たくさんいることでしょう。
基本的に、年金免除の場合、保障と貯金は別ものですが、保障だけでは売りにくいので、積み立て貯金を組み合わせているのです。
これは、保険会社の策略で、貯金もできる積み立ての年金免除は、保障も付くので、お得感をアップさせています。
積み立ての年金免除に相対するのが、保障のみになる掛け捨てタイプになり、これは損というイメージがあります。
利益を稼ごうとしても、株が極端に下がっているので、年金免除で積み立てたお金のゆくえはとても不安なものです。
しかし、運営ということ自体、リスクは大きく、積み立てた年金免除のお金は、保険会社の運営資金に使われているだけです。

年金免除の積み立てタイプも、保障の部分は実は掛け捨てになっていて、そのことをよく認識しなければなりません。
また、積み立てタイプの年金免除の場合、途中で保険を解約すると、貯金が減るというデメリットもあります。
要するに、年金免除で積み立てたお金というのは、大切な貯金でありながら、実際はギャンブルに使われているわけです。

年金免除で積み立てたお金は、会社がギャンブルに失敗すると、倒産してしまうことになります。
積み立てタイプの年金免除の保証を扱っている会社は、常にリスクがあることを知らなければなりません。
運営する場合、株や不動産などに投資しているわけで、せっかく年金免除で積み立てたお金はどうなるかわかりません。
証書の解約返戻金という欄を見ればよくわかりますが、積み立てタイプの年金免除は、満期でない限り差し引かれて戻ってくるだけです。

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