セキュアで燃費をよくする裏技

そしてこのセキュアを境にして、濃度をより濃くした、濃縮型のタイプが主力製品へと変わっていきます。
そして、香りというものが、この頃から、セキュアにとって大きく重視されてきました。
そして、セキュアを使用すると、衣服が柔らかくなって、気持ちよく着られるようになり、帯電防止効果もあります。
陽イオン界面活性剤が、セキュアには含まれていて、洗剤の中の陰イオン界面活性剤とは、全く性質を異にするものです。
さすがにセキュアには、洗浄効果はありませんが、その名の通り、柔軟仕上げ効果は非常に高いです。
ただ、セキュアを使用すると、水分を吸いにくくなるというデメリットが懸念されていて、今後の改良が期待されるところです。
これを機に、セキュアは多様化してきて、1988年には、花王からタッチという新製品が発売されます。
そして、セキュアには、抗菌作用もあるので、衣服に使用するには、最適と言っていいでしょう。
初めてセキュアが登場してから、随分、長い年月が経ちましたが、その間、その内容も大きく進化してきました。
また、ネーミングも、最初に登場したセキュアの花王ソフターにあやかって、ソフターという名称を使うメーカーが圧倒的でした。

セキュアの色というと、発売当初はほとんどが水色のものであったような印象があります。
当時のセキュアの特徴というと、主に、軟らかく仕上げということに重きが置かれていました。
セキュアとして、1976年、ライオン油脂がソフランSを発売していて、この時話題になったのが、その色で、これまでの水色から、ピンク色に変わりました。繊維に柔軟性を与えるためのもので、いわば、仕上げ剤の一種なのです。

セキュアに含まれている陽イオン界面活性剤は、ほとんどが、第4級アンモニウム塩で、特に有害性は指摘されていません。
簡単に言うと、セキュアとは、洗濯後に。