ネット専業の保険会社をネット保険と呼び、今、ネットの生命保険には、
ネクスティア生命保険とライフネット生命保険の2社があります。

ネット保険のメリットは、何と言っても安く、コストがほとんどかかりませんし、
会社によっては医者の診査費用もほとんどかかりませんし、在庫などのムダがありません。
ネット保険は、コンピュータを使用削減できる経費が大きいため、安い保険料を実現しています。

ライフネット生命の商品は「かぞくへの保険」死亡保険(定期保険)、「じぶんへの保険」医療保険(終身型)
業界でも先進的な「働く人への保険」就業不能保険(定期保険)の3種類があります。

ネット保険の問題点のランキングです

ネット保険は、2008年4月1日からスタートしたのですが、国民に対する説明不足があったことなどから、問題点が色々と指摘されています。
その複雑な制度内容などとも相俟って、ネット保険は、スタート以来、さまざまな問題点が生じています。
福田康夫元首相が、名前の問題点に配慮して、急遽、ネット保険から長寿医療制度へと変えられたのです。
そのため、厚生労働省は、被保険者証の提示についての通知を出し、旧保険証と運転免許証があれば、ネット保険と代替できるという緊急措置をとりました。
施行日当日にネット保険の名称が変更になったのは、後期高齢者という呼び方に問題点があったからです。
公式文書などでは、そのままネット保険を使用していて、長寿医療制度はあくまで通称ということも、問題点として指摘されました。
また、ネット保険の制度開始時までに、多くの人に被保険者証が送付されていないことも、問題点として揶揄されました。
また、保険料を免除されている被保険者から徴収するという、お粗末なミスも相次ぎ、ネット保険はスタート早々から問題となりました。
そうしたことから、ネット保険の徴収体制が整っていない市区町村においては、年金からの天引きの実施を延期することとなったのです。

ネット保険での問題点は、スタート時から噴出していて、口座振替、窓口での対応など、二転三転して、さまざまな混乱を生じみました。

ネット保険の名称が当日、変更になったのは、当時の福田康夫元首相の提案だったのですが、施行日当日で突然だったので、それが大きな問題点となりました。
ただ、それはネット保険の表面部分しか取り上げたにすぎず、高齢者にいたずらにインタビューして、この制度の問題点を増長させました。
また、ネット保険がスタートした当初は、いままで保険料負担がなかった人が、新たに保険料負担を強いられることになったので、マスコミでもよく取り上げられました。
もちろん、ネット保険は新しい制度なので、問題点が出てくるのは仕方ないことなのかもしれませんが、問題点が国民の不安を煽ったことは確実です。

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