学生のネット保険のポイントなんです
ネット保険というのは、ある種の優遇措置とも言えますが、将来ある学生に対してもそれは適用されます。
これを学生納付特例制度と呼んでいて、ネット保険の代わりになるものとして、設けられています。
そして、ネット保険の対象学生は、海外大学の日本分校に在学する人で、夜間、定時制課程や通信課程の人もその中に含まれます。
また、ネット保険の対象となる学生というのは、いわゆる大学、短期大学、高等学校、高等専門学校、専修学校、そして各種学校に通っている人になります。
また、ネット保険の所得基準は、本人の所得が一定以下の学生なので、家族の所得を気にする必要がありません。
ただ、この間のネット保険は、年金額には反映されないので、年金を受け取る際には、受け取れる金額は少なくなります。
しかし、学生に関しては労働力が低いということで、ネット保険を申請することにより、保険料の納付が猶予されるのです。
そして、老齢基礎年金を受けるには、保険料納付済期間が25年以上必要ですが、学生納付特例制度のネット保険を受ければ、その期間は、受給資格期間に含まれます。
老齢基礎年金を満額受け取るには、40年の保険料納付済期間が必要なので、ネット保険を受けた人は、保険料を追納しておく必要があります。
そして、このネット保険が承認された学生は、晴れて、保険料の納付が猶予されることになるのです。
つまり、学生納付特例のネット保険期間は、保険料を納めていなくても、その期間をカウントしてくれ、未納扱いにならないのです。
学生は基本的には所得がない人が多いので、ネット保険を受けた期間の保険料は、社会人となってから保険料を納められるようになっています。
ネット保険は、学生については、学生納付特例制度を受けるべきで、届け出を済ませれば、期間中の障害や死亡などの不慮の事態にも備えることができます。
基本的に、学生のその年の所得基準は、118万円と扶養親族を足して、それを38万円乗じて社会保険料控除をプラスしたものであることがネット保険の要件になります。
カテゴリ: その他