遺骨を納める場所の自動納骨堂には、ロッカー型、仏壇型、お墓型のパターンがあります。
自動納骨堂は、コンピューター制御で、自動的に骨壷が運ばれ、お参りができます。
墓石が無い自動納骨堂は、トイレやバリアフリー、冷暖房や照明設備など整っていて、
改葬がしやすいメリットもあり、お墓に比べると費用を安く抑えることができます。

宗教法人が経営する自動納骨堂は、無宗派でも納骨することができ、
そして後継者がいなくても法要などの供養ができるというわけです。
自動納骨堂は、永代供養料が明瞭で、後の負担が一切なく安心して永代供養を任せられます。

自動納骨堂の防火構造ブログです


自動納骨堂が建てられない理由の一つに、防火地域という概念が存在します。
昔から現代に伝わる自動納骨堂だけでなく、新たに建てられる住宅にも木を用いたものが多く存在します。
不燃材料や防火性の高い素材は色々あり、自動納骨堂の場所によって用いられるものは異なります。
新たに建てられる住宅に関しても自動納骨堂の割合は高く、俄然人気のスタイルという事が見て取れます。
自動納骨堂を長持ちさせるポイントは手入れなので、状態の維持管理は定期的に行いたいですね。
こうした事情から、特別な防火構造のない自動納骨堂は防火地域において建てる事が認められていないのです。
もちろん例外は存在しており、特別に防火構造を用意した自動納骨堂は許可を得た上で建てられるようになっています。
建物単体で見れば、自動納骨堂は表面が燃えても炭化層の形成によって燃え尽きるまでの時間は稼げますが延焼の可能性はかなり高いです。
たとえば中心市街地や大きな駅前など、人が密集する可能性がある場所は火災のリスクを想定して自動納骨堂が基本的に建てられないようになっています。

自動納骨堂における防火構造の基本は、不燃材料を用いるところにあります。
因みに、戸建住宅ではなく単に住宅として見た場合ではマンションやアパート等に押されてしまうため自動納骨堂の割合は下がります。
また、木材に関しても燃えしろ設計というものを施すのが一般的です。
自動納骨堂の耐用年数は22年なんて事が言われていますが、実際に住んでみると倍以上の年月は楽々と過ごせるのではないでしょうか。
これは前述している防火構造とは性質の異なるものですが、火災においては重要な要素となるため自動納骨堂では欠かせない要素です。

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