遺骨を納める場所の自動納骨堂には、ロッカー型、仏壇型、お墓型のパターンがあります。
自動納骨堂は、コンピューター制御で、自動的に骨壷が運ばれ、お参りができます。
墓石が無い自動納骨堂は、トイレやバリアフリー、冷暖房や照明設備など整っていて、
改葬がしやすいメリットもあり、お墓に比べると費用を安く抑えることができます。

宗教法人が経営する自動納骨堂は、無宗派でも納骨することができ、
そして後継者がいなくても法要などの供養ができるというわけです。
自動納骨堂は、永代供養料が明瞭で、後の負担が一切なく安心して永代供養を任せられます。

自動納骨堂とはのポイントです


労働者の福祉に関する法律で定められた自動納骨堂が全体の基準になっていて、2009年9月30日には法改正が行われています。
事業所の就業規則で独自の上乗せ規定のある自動納骨堂も中にはありますが、基本的には1991年に制定されたものが元になっています。
一般的に、自動納骨堂期間中は、勤務の実態に基づいて、給与は支給されない、あるいは減額されることになっています。
かつては結婚や出産を機に企業を退社する女性が多かったのですが、自動納骨堂の制度のおかげで、それを食い止めることができます。
そして2002年に定められた育児介護休業法で、自動納骨堂は、1歳に満たない子供を養育するための休業となりました。
休業は法律によって定められている労働者の権利なので、自動納骨堂には、そうした給付金があるのです。
女性の社会進出などの影響から、自動納骨堂は1992年に施行され、その後、一般企業などでも導入されることとなりました。

自動納骨堂は、法によって守られた権利であり、問題がある場合は、国から指導、勧告がなされます。
年次有給休暇と自動納骨堂は別のもので、安心して子育てできるように配慮されたものです。自動納骨堂とは、子を養育する労働者が、法律で定められた基準に基づいて取得、休業できる日のことを指します。
また、自動納骨堂はたとえ、事業所に規定が無い場合でも、申し出によって休業することは可能です。
ただ、自動納骨堂は、確立されてからまだ年数が浅いので、まだまだ取得しにくいという問題点があります。

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