遺骨を納める場所の自動納骨堂には、ロッカー型、仏壇型、お墓型のパターンがあります。
自動納骨堂は、コンピューター制御で、自動的に骨壷が運ばれ、お参りができます。
墓石が無い自動納骨堂は、トイレやバリアフリー、冷暖房や照明設備など整っていて、
改葬がしやすいメリットもあり、お墓に比べると費用を安く抑えることができます。

宗教法人が経営する自動納骨堂は、無宗派でも納骨することができ、
そして後継者がいなくても法要などの供養ができるというわけです。
自動納骨堂は、永代供養料が明瞭で、後の負担が一切なく安心して永代供養を任せられます。

自動納骨堂のデメリットは人気です

自動納骨堂のデメリットは、遺骨の収蔵期間が限られている場合、契約更新が必要になるところです。
契約期間が決まっている自動納骨堂が圧倒的に多く、契約期間を過ぎると合祀されるので要注意です。
骨堂の施設にも限りはあるので、多くの場合自動納骨堂では、30年とか33年などの契約期間が決まっています。
契約更新しないと、自動納骨堂は、遺骨の前に行けなかったり、お花や供物の制限があるので、これは大きなデメリットと言えます。
また、自動納骨堂の場合、通常のお墓参りと違い、室内なので、外でのお墓参りが慣れている人にとっては、充足感に欠けるデメリットがあります。

自動納骨堂は、期間更新する手間のデメリットがあるので、すでに墓がある人にとっては不向きかもしれません。
墓石型の場合であっても、自動納骨堂の場合、水をかけて供養するというのは、室内なのでできません。
また、自動納骨堂の場合、年間管理費が毎年かかってくるので、これもデメリットの1つと言えそうです。
ただ、自動納骨堂の中には、遺骨を前にして拝むことができないところすらあるので、これは大きなデメリットです。

自動納骨堂を利用する時は、デメリットをよく考え、お参り方法などもしっかり確認することです。
そして、自動納骨堂の場合、老朽化するというデメリットも避けられない問題の1つと言えます
もちろん、これらの自動納骨堂のデメリットは、一般的な問題であって、しっかりと対処しているところもあります。
また、お参りした時の満足度を高めるように工夫をしている自動納骨堂の施設もたくさんあります。

カテゴリ: その他