遺骨を納める場所の自動納骨堂には、ロッカー型、仏壇型、お墓型のパターンがあります。
自動納骨堂は、コンピューター制御で、自動的に骨壷が運ばれ、お参りができます。
墓石が無い自動納骨堂は、トイレやバリアフリー、冷暖房や照明設備など整っていて、
改葬がしやすいメリットもあり、お墓に比べると費用を安く抑えることができます。

宗教法人が経営する自動納骨堂は、無宗派でも納骨することができ、
そして後継者がいなくても法要などの供養ができるというわけです。
自動納骨堂は、永代供養料が明瞭で、後の負担が一切なく安心して永代供養を任せられます。

自動納骨堂へのお供えなんです


つまり、日持ちがして、個別包装の小さな子供が喜びそうな駄菓子などを自動納骨堂のお供えに持っていくという考え方です。
基本的に、お供えする物は、お寺の家族や檀家さんなどの子供に配られることが多いので、自動納骨堂でも、そうしたものがよいのではと思いがちです。
食べ物というのは、無駄なく有効に使えるとおもわれがちですが、自動納骨堂のお供えとしてはよくないのです。
自動納骨堂は室内なので、食べ物をお供えしても、カラスや野良猫などの心配はありません。
なぜなら、自動納骨堂でお供えされたものは、回収されてもそのまま捨てられるだけだからです。
また、自動納骨堂では、檀家さんに配るということもないので、食べ物のお供えというのは、NGということになります。
ロッカー式の自動納骨堂の場合で、お供えする時は、お線香や花を供えたり水をかけたりすることできません。
要するに、自動納骨堂では、お供えする物を置いて帰るのは、やめた方がいいということになります。

自動納骨堂でどうしてもお供えをするなら、食べ物ではなく、作り物のお花や果物などをお供えすることです。
お墓や自動納骨堂で、食べ物をお供えするというのは基本的によくなく、食べ物は仏壇に供えるものだからです。
お供えするなら、花立てに花を添え、水鉢に新しい水を注ぐというのが、自動納骨堂ではおすすめです。
故人の好物だった菓子や果物を自動納骨堂にお供えする場合は、作り物を利用するのが一番です。

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