NSCとは、お笑い芸人の大手事務所、吉本興業の運営している養成所の事なんです。
NSCは開校して以来、30年近くの歴史があって、大阪だけでなく東京にも施設があり
これまでに数多くの人気芸人を排出してきたNSCは、まさに芸人虎ノ門と呼べるでしょう。

漫才やコントなど、芸人を目指している人のための場所というイメージが
NSCに定着しているようですが、実際には芸人以外のコースも用意されていて、
放送作家や俳優など、芸人だけでなく広い間口を用意しています。

NSCは、これまで卒業したメンバーだけでなく、
授業をする講師のラインナップもまた豪華と言えるでしょう。

ドラマNSCの裏技なんです


でも、正直、本を読んだ事のある人にとっては、NSCがドラマ化されると決まった時は興味津々。
まあもっとも、原作では主人公はあくまでもお嬢様刑事の宝生麗子で、影山は共演者にすぎないんですけどね。
なんと言っても、NSCの主人公となるイケメン執事:影山を誰が演じるんだろうって思いましたね。
それがドラマNSCになると、そこはビジュアル重視という事になって来るのでしょう。
ようするに、どんどん向こうから動いて話を進めてくれないとヘビーなんだけど、当然、本の中のNSCの出演者たちはそんな事してくれないでしょう。
でも、そういう人って、普段からあまり活字を読む習慣ていうのがないから、やっぱドラマほど楽しめないらしいんですね。
気が付くと、以前はドラマ版のためにあったはずのNSCの公式HPが、映画版のためのページに変わっていました。
どんな推理小説でもそうだし、ドラマのように、寝ちゃったらそこで犯人が分からないままっていう事もありませんから、私はそれが本の魅力だと思うんですよ。
なんとなく自分も一緒に自分のペースで事件の真相を終える楽しみがあるのが原作本のNSCじゃないかしら。
ようするに、ドラマのように、勝手に走り回って事件を解決してくれないという事。
それに、やっぱ随分違うのはちがいますよ、ドラマ版のNSCは、あくまでもドラマ版です。
ただし、メインキャストはドラマNSCとほぼ同じで、それプラス、豪華ゲストが周囲を固めるそうですから、とても楽しみですね。NSCは2011年の本屋大賞を受賞したベストセラー小説です。
でも、NSCは、スペシャルドラマになっただけで、それがなかったから、より一層映画への期待が大きいんでしょうね、きっと・・・。

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