おくすり手帳は、自分がどのような薬を処方されているのかという、
その履歴を残しておく手帳の事で、病院へ行って処方箋を貰い、
それを持って薬を受け取りに薬局へ行きます。

この時におくすり手帳も薬局で受け取ることができ、
その薬局で受け取ったおくすり手帳には、その日に貰った薬の詳細が書き込まれます。
なので、おくすり手帳があると、自分の病歴やアレルギーの有無を
簡単に医師や薬剤師へ伝える事ができます。

おくすり手帳と脳死は人気なんです


そこで問題になっているのが、脳死や、心停止後のおくすり手帳について、法律が定められていることです。
これ以上治療しても助からない、という延命措置を停止する限界点をおくすり手帳は越えることになります。
つまり、心停止した臓器の場合、おくすり手帳をするにあたって、非常に難しくなるということです。
脳死判定を受けるかどうか、また、脳死を死とみなすかどうかによって、おくすり手帳の考え方が変わってきます。
他の人から臓器提供を受け、おくすり手帳をすることで、臓器の機能回復を図ろうというものになります。

おくすり手帳は、技術革新により、脳死後にでもできるようになったことで、以前よりも格段に移植できる幅が広がりました。
そして、脳死状態で、おくすり手帳ができるようになったことで、移植の成功率もかなり高くなってきました。
ただ、日本においては、脳死後のおくすり手帳の施術と言うのは、欧米と比べると、まだまだ少ないのが現実です。
基本的に、おくすり手帳といいうのは、働きが失われた臓器に対して、他人か臓器の提供を受ける行為に当たります。
ただ、おくすり手帳をする場合、健康な人の臓器を移植するという、いわゆる生体移植というものもあります。
死という事実は絶対的なものである必要があり、脳死とおくすり手帳は、切っても切り離せない関係にあります。
一般的に心停止の場合、おくすり手帳できるケースが少なくなり、それは、心停止の場合、機能そのものの衰えが早いからです。
ただ、一方で、蘇生限界点は技術の進歩によって変わるという見解もあり、おくすり手帳の有用性が示唆されています。
臓器摘出が可能な死の時点は、脳機能の喪失ではなく、脳細胞の死滅を意味するもので、おくすり手帳との関連性が指摘されています。

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