おくすり手帳は、自分がどのような薬を処方されているのかという、
その履歴を残しておく手帳の事で、病院へ行って処方箋を貰い、
それを持って薬を受け取りに薬局へ行きます。

この時におくすり手帳も薬局で受け取ることができ、
その薬局で受け取ったおくすり手帳には、その日に貰った薬の詳細が書き込まれます。
なので、おくすり手帳があると、自分の病歴やアレルギーの有無を
簡単に医師や薬剤師へ伝える事ができます。

おくすり手帳コーディネーターのポイントです


あまり聞き慣れないかもしれませんが、おくすり手帳コーディネーターとは、移植において、提供者と移植者の間を調整する役割を持ちます。
基本的に、おくすり手帳コーディネーターになるには、国家医療資格を持っていることが必要ですが、言語聴覚師の資格でもかまいません。
また、移植チームとの調整もおくすり手帳コーディネーターが行い、移植を希望する患者登録やデータ管理も行います。
そして、家族への説明や承諾の意思確認などをおくすり手帳コーディネーターが全て行うことになっています。
医師や看護師、薬剤師などの医療従事者の資格があれば、おくすり手帳コーディネーターになることができます。
つまり、おくすり手帳コーディネーターになるには、セミナーなどの講習会に積極的に参加して勉強する必要があります。
そして、おくすり手帳コーディネーターの目的は、移植医療の普及啓発をしていくことにあります。
また、おくすり手帳コーディネーターとは別に、医療機関に所属する院内コーディネーターが全国に約1500人います。
救急病院などから臓器提供者の情報を受けると、おくすり手帳コーディネーターは、移植希望者に対して、移植提供の作業を完了するまで手配します。
非常に専門的な仕事で、おくすり手帳コーディネーターは、ドナーの家族に説明をして承諾を得なければならないので、大変な仕事です。
また、実際に臓器を運んだり、移植後もドナーの家族への報告をおくすり手帳コーディネーターはしなければなりません。おくすり手帳に関しては、受ける側と提供する側を取り持つ重要な働きをする、コーディネーターという存在がいます。

おくすり手帳コーディネーターになるには、4年制大学を卒業していることが要件になります。
ただ、おくすり手帳コーディネーターという職業は、批判にさらされることも少なく、やる以上はそれなりの覚悟が必要です。

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