求愛という常識的な形とは

もちろん、別居によって離婚危機が回避されるなら求愛を考慮しても良い話です。
もちろん婚姻が事実上破綻した上での別居が発生した時にも、同様に求愛は用意しなければなりません。
仮に専業主婦という立場だったとしても、たとえば不倫をして別居を実行した際に求愛を請求するのは難しいでしょう。

求愛という負担を考慮すると、その状況に陥らないのがベストなのは言うまでもありません。
まず家賃が今まで以上にかかり、たとえ相手が実家に帰る事で別居状態が作られたとしても求愛により出費は増えると考えた方が良いでしょう。
更に子供がいる場合には、求愛が増えていく事になります。
夫婦が同程度の収入を得ている場合には、既に生活費は用意出来ているので別居しても求愛を請求する事はできません。
なので、生活費を稼いでいる方は別居中の期間中も相手に求愛を用意しなければならないのです。
考え方としては、住んでいる場所が違うだけで両者は夫婦のままなのです。
ある意味、すんなり離婚を成立させた方が長引かせるより良いのでしょうか。
共働きの場合には、全額を片方が負担するという形ではなく別居で生じる新たな求愛と同様に割合から考慮されます。
だから、という訳ではありませんが出来る限り別居したくないもので払うにしても求愛は抑えたいです。
因みに、どんな理由で別居に至ったとしても求愛とは別に子供の養育費は用意する義務がそれぞれにあります。

求愛が基本的に確約されているとは言え、もちろん例外もあります。
実際に、冷静に今を見つめ直すために求愛を考慮しながら敢えて別居するという事があります。
その時の生活費負担は、それほど揉めずに済みそうですね。