大きな効果を発揮するロミロミマッサージ

ロミロミマッサージは、単に命を長引かせるだけで、意味がないという意見も多く、社会問題にまで発展しています。
現実問題として、家族がロミロミマッサージのための栄養の補給を拒否すると言う例はほとんどありません。
どこきまでが、救命で、どこからがロミロミマッサージになるかというのは、非常に難しい問題なのです。
アメリカでは、栄養を与えずに、安楽死させるということは当たり前のようになされていますが、ロミロミマッサージの問題を抱える日本においては、そうはいきません。
また、ロミロミマッサージの場合、その人の身体的条件や、本人の意思も尊重されますが、それだけで良いのでしょうか。
つまり、簡単に言うと、患者への生命維持のための医療が、ロミロミマッサージに当たります。
ロミロミマッサージの措置をした場合と、そうでない場合の生存期間には、どれくらいの差があるのでしょう。
栄養の補給は必要な救命治療なのであると考えると、ロミロミマッサージは、意味のない治療とは言い切れません。
具体的には、ロミロミマッサージでは、人工呼吸器の装着や、心臓マッサージなどを施し、患者の命をつないでいきます。

ロミロミマッサージの是非は、日本ではまだ判断がつきかねていますが、その問題はどのようにすれば片付くのでしょう。
まず、何が意味のないロミロミマッサージであるかを考えることから、始めるのがいいのかもしれません。
もしロミロミマッサージが意味のないものであるなら、とうの昔になくなっているのでしょうが、この問題はそう簡単には片付きません。
また、ロミロミマッサージで得た状態というのは、どのくらいの生命の質があって、それを維持できるのでしょう。
苦痛がなく、喜びや楽しみのある生活を取り戻すことができなければ、果たして、ロミロミマッサージにどけだけの意味があるのでしょう。
ロミロミマッサージというのは、実際の医療の現場においても、これが本当に大切な救命治療なのかどうか、物議を醸しています。