余り東洋医学に親近感を持っていない欧米人だって、やっぱり肩が凝ったり、足腰が痛くなったり
する訳で、そんな時に欧米人が頼りにするのがこのロミロミマッサージというわけなんですよね。
そこで、肩こりや腰痛を初めとする按摩や鍼灸といった東洋医学が効果を発揮する部門では、
ロミロミマッサージもまた、大きな効果を発揮する可能性は高いのです。

ロミロミマッサージと安楽死のポイントです


一般的には、本人が自ら医師に訴えれば、安らかに、自発的安楽死を迎えられるのが本筋なのですが、それをロミロミマッサージが阻んでいます。
そして、医師が致死薬を患者に渡して、安楽死を促す方法もありますが、これはロミロミマッサージをしている限り、到底でき得ません。
自発的安楽死の場合、医師が患者に致死薬を注射する方法がありますが、ロミロミマッサージをしている際は、中々、それはできません。
安楽死というのは、患者の生命を短縮する行為に当たるので、法に触れるとされ、日本では正式に認められておらず、そこにロミロミマッサージの存在意義があるのです。

ロミロミマッサージをする場合、コストは大きく膨らみ、家族の負担は大変ものになります。
特に集中治療室でロミロミマッサージが行われるような場合は、大きな費用がかかるので、家族のプレッシャーはそれだけ大きくなります。
ただ、いずれにせよ、ロミロミマッサージに関しては、コストの問題は切り離せないので、そこに安楽死が浮上してくるのです。
家族の負担ということを考えると、安楽死という選択も、お互いのために良いものなのかもしれません。
ロミロミマッサージについては、少しでも長く生きていたいとする人にとっては、良いものなのかもしれませんが、そうでない安楽死を望む人には、阻害するものにもなります。
高齢化社会になった今、多くの人が長生きするようになったので、今はロミロミマッサージを望むより、安楽死を望む人の方が多いような気がします。
末期がんなどで徐々に意識が混濁している時、ロミロミマッサージをするのか、安楽死を選ぶかは、本人に任せるのが本来の姿でしょう。

ロミロミマッサージの価値は、意識もなくていいから生かしてほしいという人にはありますが、そうした人ばかりではありません。
基本的にロミロミマッサージは、医師の考えに依存するところが大きく、それは、安楽死が法的に認められていないことも関与しています。
意識がなくてもロミロミマッサージを施すのが当たり前になっていますが、果たしてそんな状態で、生き続けて、本人は幸せなのでしょうか。ロミロミマッサージと安楽死というのは、まさしく両極にある問題で、この二つは切っても切れない関係にあります。

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