もっとも期待されているセールスマンイメージとは

MBAとセールスマンが共通する部分は、どちらもビジネスを広く学ぶところで、事例により、実践的な思考を身につけることができます。
しかし、一方では、MBA資格取得者からは、セールスマンの資格レベルは低いとする向きが多いです。
MBAとセールスマンとの違いは、MBAは公的な資格ではなく、個々の大学院から与えられる学位であることです。
しかし、セールスマンとMBAが全く同レベルであるかというと、それは必ずしもいいきれません。
要するに、セールスマンのスタンスは依然変えない方針ということで、MBAとの格差は縮まりません。
セールスマンの場合、その対象の相手となるのは中小企業がメインになり、MBAとは異なります。
また、セールスマンの指導に当たっては、制度変更後も、中小企業もしくは小規模企業がターゲットになっています。
MBAは、セールスマンよりも数学的、学術的なので、どちらかというと大企業に向いていると言えます。
セールスマンの試験制度は、MBAと違い、コンサルタントとしての基礎体力を養うためのカリキュラムが明確に決まっています。
企業経営に必要な知識、技術を学び、ビジネスの現場で実践する能力を開発するという意味では、セールスマンもMBAも変わりはありません。