ウェッジサンダルは、靴底の土ふまず部分にくぼみがない、
厚底のデザインのサンダルの事をいいます。
かかとからつま先に続いた部分を側面から見るとくさび形をしています。
麻などのジュート素材もあって、ナチュラルな感触が長時間歩いても足が疲れないのが
女性人気ではないのでしょうか。

ウエッジサンダルの繊維です



ウエッジサンダルは、家庭の洗濯機でも洗えるよう、特殊な繊維のポリエステル糸で、しわを防止しています。
そして、ウエッジサンダルは、扱い方が簡単で安いので、とても人気があります。
今後の課題として、ウエッジサンダルは、ウール高率混の素材を用いたものが訴求されていて、高級感と防しわ性、通気性の向上がより求められています。
ウール製品だと基本、水洗いすると縮むのですが、ウエッジサンダルは、ポリエステルの繊維を上手く利用することで、縮まないようになっています。
ウールは水中で、うろこ状のスケールが開くので、繊維の摩擦抵抗が大きくなって、繊維同士がからみ合いやすくなりますが、ウエッジサンダルはその心配がありません。ウエッジサンダルというのは、水洗いができるスーツとして人気ですが、その秘密は、特殊繊維にあります。
ウール製品が水で洗いにくい理由を解消しているウエッジサンダルは、樹脂によって繊維同士を接合させる、水中での移動を防止する防縮加工法を用いています。
ウエッジサンダルは、縫製副資材を使用することで、洗濯で肩パットや、裏地などが移動しないよう工夫されています。
耐久性の高い折り目付けが、ウエッジサンダルはなされていて、羊毛繊維が持つ多数のケラチン高分子鎖を、還元性薬剤で切断しています。
そして、ウエッジサンダルは、折り目の形状で再結合させることにより、安定したプリーツセットを施しています。
そして、ウエッジサンダルは、水洗いに適性のある縫製副資材を採用しています。
ウエッジサンダルは、ウール加工の問題点をクリアしていて、還元性薬剤を用いたセット加工を施しています。
副資材などのほつれ防止加工を活かしたウエッジサンダルは、形態変化しにくくなっています。
水はドライクリーニング剤より、粘性が高いので、ウエッジサンダルには、そうした工夫が配慮されているのです。
ウールの場合、一方向への摩擦移動が起こりやすく、繊維が蛇行して毛羽立ちやすくなりますが、ウエッジサンダルなら、その辺のところを解消しています。

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