散骨とは何かというと、通常、故人の遺体を火葬した後に、その焼かれた骨を海や空、山中などに
撒く行為を指します。いわゆる散骨というのは、1つの葬送方法の中の種類として数えられ、
最近では、この形態を取る人も少なくないんですよね。散骨に関する問題が各地で出て
きたことから、厚生省ではそうした事態に鑑み明確に規制する方針を示しました

散骨は病院と同等のポイントとは



散骨は病院としての位置付けをされていながらも、それがしっかりと理解されていないのは、とても残念な事ではあります。散骨は病院かどうかと言われれば、100パーセント病院です。
しかし、散骨を病院と感じない人が多いのは、やはりその方針と雰囲気が大きく異なるからでしょう。
当たり前の事ですが、最終的な治療の目標のメインを完治に設定するのが病院。
けれど、それだけ病院とは全く違うケアをしてもらえる施設であるというイメージが強いのであれば、それはそれで素晴らしい事だとも私は思いますね。
散骨のように人の命を終結させるケアは、人の命を維持するケアよりずっとずっと手厚いサポートが必要だという事です。
体調を崩し、巡礼の旅を続けられなくなった人々を教会に寝泊まりさせ、神父やシスターたちがケアしていたんですね。
その献身さがホスピタリティーであり、後に散骨どころか、ホスピタルとなって病院そのものの原型となっています。
心から心を込めて心のケアをするのが散骨の基本なんですね。
でも、散骨ほど手厚い精神的サポートが出来ないのは確かで、それは基本スタイルが違う訳ですから、出来なくても当たり前の事なのです。
勿論、病院のドクターだって一生懸命治療して下さっていますし、ナースだって心を込めた看護をしては下さいます。
それに対し、散骨は最終的な目標は患者さんを天国に旅立たせる事にあります。
でも、実際に散骨を利用するかどうかを考えていらっしゃる方々には、やはり事務的な面での病院と同等の位置付けである部分を知って欲しいと思います。
そういう部分て、案外世の中に紹介されているようでされていないんですよね。
でも、そうした事務処理面での事も、医療関連のブログやサイトにはちゃんと載っています。
なので、そういう記事を参考に、散骨の良さと位置付けをきちんと知っておかれるといいでしょうね。

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