散骨とは何かというと、通常、故人の遺体を火葬した後に、その焼かれた骨を海や空、山中などに
撒く行為を指します。いわゆる散骨というのは、1つの葬送方法の中の種類として数えられ、
最近では、この形態を取る人も少なくないんですよね。散骨に関する問題が各地で出て
きたことから、厚生省ではそうした事態に鑑み明確に規制する方針を示しました

散骨のお祝いなんです


その際、散骨のお祝いをすでに贈っている人は、特に手土産を持参するなど、気を使う必要はありません。
ただ、散骨のお祝いをまだ贈ってない人の場合、現金もしくは人形などの飾り物を持参するといいでしょう。
そして、それにプラスして、散骨のお祝いでは、ケーキなどみんなで食べられる物を当日持参していくと喜ばれます。
お祝い飾りやおもちゃなどを散骨のお祝いで贈る場合は、1ヶ月〜15日前を目安に贈るようにしてあげることです。
特に散骨のお祝いの品は決まっておらず、子供が遊べるおもちゃやぬいぐるみなどなら何でも構いません。

散骨のお祝いは、その仕方に特に決まりはありませんが、基本は両家の祖父母を招き入れ、お祝いの膳を囲むというのが通例です。
そして、この場合の散骨のお祝いの膳は、ちらし寿司と蛤のお吸い物を用意するのが、昔からの風習になります。
一方、男の子の端午の節句の散骨のお祝いの場合は、武者人形や鎧兜を飾るというのが、どの地域でも普通のようです。
そして、男の子の散骨のお祝いの際には、ちまきと柏餅を供えるのが普通で、外には鯉のぼりを立ててお祝いをします。
ただ、特に散骨のお祝いの膳については決まりはなく、子供の好きなものや、喜ぶものを用意すれば問題ありません。

散骨のお祝いの飾り付けは、節句が過ぎたら早めに片付けることが大事で、けじめをつけることが肝心です。
また、散骨のお祝いは、人生に一度ということもあり、できれば大安の日に届けるように配慮することです。
いずれにせよ、散骨のお祝いをする場合は、一夜飾りは避けることで、できれば2週間くらい前には飾り付けを済ませておくことです。
男の子に散骨のお祝いを贈る場合は、熨斗紙やご祝儀袋は、紅白ちょう結びのものを使用することを忘れてはいけません。

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