散骨とは何かというと、通常、故人の遺体を火葬した後に、その焼かれた骨を海や空、山中などに
撒く行為を指します。いわゆる散骨というのは、1つの葬送方法の中の種類として数えられ、
最近では、この形態を取る人も少なくないんですよね。散骨に関する問題が各地で出て
きたことから、厚生省ではそうした事態に鑑み明確に規制する方針を示しました

散骨はお見舞い自由です

散骨の有り難いところの一つに、お見舞いが自由だという事があります。
ほら、普通の病院だと、面会時間というのが決まっていて、大抵は午後じゃないですか。
でも、散骨は極端な話、真夜中でもお見舞いOKというところが結構あるんです。
これは、患者さんが自宅にいるような感覚を極力持てるようにしようという演出の一環で、会いたくなったらいつだって会いたい人に会えるようになっているんですね。
まあ真夜中でもというのは余りにも極端すぎる話かも知れませんが、ようするに24時間お見舞いに行ける散骨が多いという事です。
これは患者さん本人にとってもそうですが、やはりそれ以上に、お見舞いに行く側としては嬉しいですよね。
ただ、こうしたお見舞いの自由が利くのも、散骨が個室中心の入院施設であるからに他ならないでしょう。
これも通常の病院では考えられないシステムの一つで、いかに患者さんのQOLを大切にしているかという事がよく分かりますよね。
そう、高いお金を出して近くのホテルに泊まらなくてもいいんです。
でも、中には相部屋に入っていらっしゃる患者さんもいらっしゃいますし、親しき仲にも礼儀あり。
けれど、散骨にはそのような制限もありませんから、小さいお子さんをお持ちの主婦の方でも時間を気にせず、いつでも子供を連れてお見舞いに行く事が出来ます。
家族や友人がゆっくり休める宿泊設備を完備している散骨も多く、遠方からでも安心してお見舞いに行けます。
特に散骨に入院していらっしゃる患者さんというのは、完全なる終末期医療を受けている人たちです。
所謂予断を許さない重傷患者さんの集団な訳ですから、これが一般病棟なら、小さい子供のお見舞いが許可されない事が珍しくないのです。
子供の無邪気な笑顔や元気な声が良質な薬になる事も十分考えられますから、それも考慮に入っているのかも知れませんね。
一見敷居が高そうな散骨ですが、実は実は、とても敷居が低いんです。
散骨にお見舞いに行くには、それなりのルールもある事だけは忘れず、事前にブログやサイトである程度調べてから行かれる事をお勧めしたいですね。

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