日本の扇子と海外の扇子

茶道と言うと、「お茶をたてる」ということを連想する人が多いので、どうしても「お茶」のことばかり考えてしまいがち。
でも、茶道では「小物」として扇子を使用し、また色々な使い方をしている様です。
扇子は本来扇ぐものですが、それだけじゃない使い方をされているというのが面白いですよね。
これは、お茶をする上で双方が必ずやらなければならないことで、扇子を使ったコミュニケーションと言えるでしょう。
例えば落語なんかがありますが、あれは話のない様に応じて扇子が箸になるなど、特殊な使われ方をすることで知られています。
そんな扇子が、茶道の世界でも使用されていることを御存知でしょうか。
落語では、お客さんに語りかける時でも扇子が活躍します。
あれも、立派な扇子の使い方のひとつです。
こういった扇子の使い方をするのは、やはり「日本ならでは」と言うことはできないでしょうか。
しかし、正式な場では「扇子を使う」のが正しいので、未だに伝統を守り続けている人もいます。
日本は試行錯誤が特異な国なので、扇子に関してもそれが活かされているのかもしれませんね。

扇子は作動に使われていますが、茶道に使われているものは、普通のものより小さいサイズのものだそうです。
扇子の使い方、色々調べてみると面白いものに出会うことができそうです。
本来あるべき扇子をきちんと使ったお茶の作法を、習ってみたい気がしますよね。
もし、今後茶道を習う機会があったら、ぜひとも扇子を使ってお茶をたててみてほしいと思います。