理想的な自律神経の使い方

ついでにもう一つおまけ、これは自律神経だけでなく、様々な疲労に効果を発揮するツボです。
なので、そのツボを刺激する事で、イライラなどが解消される可能性は低くないというのです。
覚えておくと、自分でも自律神経の乱れを防げるかも知れませんね。
が、しかし、それと併用して、鍼灸や按摩などの東洋医学を取入れるのも中々いいようです。
骨の外側にくぼみがあるのが分かると思いますが、そのくぼみこそが「足の三里(あしのさんり)」と呼ばれる自律神経には非常によく効くツボです。
また、くるぶしとアキレス腱の間には、「太谿(たいけい)」という同じく自律神経の調整に効果を発揮するツボもあります。
後、手にある「曲池(きょくち)」や「労宮(ろうきゅう)」というツボも自律神経を上手に刺激してくれます。
ほら、手のひらを指で抑えた時、すっごく気持ち良くなる事があるじゃないですか。
だからこそ、そのツボを知っていれば、自分でも自律神経の調整が出来るのではないでしょうか。
因みに曲池は、腕を直角に曲げた時に肘に出来るシワの先端部分。
この足の三里と太谿をこまめにマッサージするだけでも随分違うでしょうね。
自律神経に効果的なツボマッサージ法というのは、関連のブログやサイトにも載っていますからね、そういうのを参考にされてもいいでしょう。
あれはもしかしたら、自律神経が整えられるからなのかも知れませんね。
ほぼ隣接するこの二つのツボもまた、自律神経を整備してくれます。
さらに、首には「天柱（てんちゅう）」というツボと「風池（ふうち）」というツボがあるんですけどね。
ここもまた刺激するととても気持ちのいい思いをした経験のある方も多いかと思いますが、それぞ自律神経の作用かも・・・。
例えば、椅子に座ってひざから指4本分下の辺りを触ってみて下さい。

自律神経が引き起こす病は、失調症や鬱状態、更年期障害など、いろいろあります。
勿論、こうした自律神経の乱れによる疾患は、しかるべく医療機関できちんと治療を受ける事が大切です。

自律神経失調症やうつ病の治療に鍼灸院を訪れるのは決して悪い事ではなさそうです。
それが功を奏しているのでしょうか、今のところ、自律神経のバランスは安定しているようですよ。