昼間は交感神経を中心に作動させて、夜は副交感神経をメインに使うのが
理想の自律神経の使い方で、その時にその心身の動きの多くを司っているのが自律神経です。
差し当たりこれと言った病気が診られないのに体調が優れないという時は、
自律神経が原因になっている可能性も少なくありません。

自律神経の問題の裏技なんです


こうした事実があるからこそ、自律神経は、人間の尊厳にかかわる問題として、物議をかもしているわけです。
一般的に、脳死臓器摘出については議論する場があまりないので、自律神経の問題は、なおざりにされている感があります。
実際、脳死臓器摘出の実態は周知されていないのが現実で、そうしたことが、自律神経の問題をより大きくしています。
一般の人はそうした状況下において、自律神経の意思表示をしているという現状にあります。
意識が無いから、あるいは痛みや不快を感じないからと言って、自律神経の問題を軽々しく片付けてはいけません。

自律神経は、そうした美しい言葉が判断の根拠になっているところに、問題が潜んでいるのです。
どんなことが自律神経で行われているかということも、よく知られておらず、そうなると、疑問点が多すぎます。
つまり、どうせ死ぬのだからと自律神経について、安易に考えてはダメだということです。
最近では、日本国内においても、脳死による自律神経は、よく行われるようになってきましたが、それでも問題が解決したわけではありません。
移植を受けた患者の方ばかりに焦点が当てられていて、臓器摘出を受けた人は無視されているのが、自律神経の最大の問題です。

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