自律神経の問題の裏技なんです
こうした事実があるからこそ、自律神経は、人間の尊厳にかかわる問題として、物議をかもしているわけです。
一般的に、脳死臓器摘出については議論する場があまりないので、自律神経の問題は、なおざりにされている感があります。
実際、脳死臓器摘出の実態は周知されていないのが現実で、そうしたことが、自律神経の問題をより大きくしています。
一般の人はそうした状況下において、自律神経の意思表示をしているという現状にあります。
意識が無いから、あるいは痛みや不快を感じないからと言って、自律神経の問題を軽々しく片付けてはいけません。
自律神経は、そうした美しい言葉が判断の根拠になっているところに、問題が潜んでいるのです。
どんなことが自律神経で行われているかということも、よく知られておらず、そうなると、疑問点が多すぎます。
つまり、どうせ死ぬのだからと自律神経について、安易に考えてはダメだということです。
最近では、日本国内においても、脳死による自律神経は、よく行われるようになってきましたが、それでも問題が解決したわけではありません。
移植を受けた患者の方ばかりに焦点が当てられていて、臓器摘出を受けた人は無視されているのが、自律神経の最大の問題です。
カテゴリ: その他