進学ローンという、子どもの学費を融資してくれる制度があるらしいですね。
長年積立して貯める学資保険とは違って進学ローンは、イザという時に頼れるシステムです。

国の進学ローンは、全部で3種類あって、それらを扱っているのが
政府系金融機関である国民生活金融公庫や郵便局、独立行政法人福祉医療機構です。
同じく公的進学ローンとして、郵貯教育貸付というのもありますが、こちらはちょっと要注意です。

進学ローンは何種類もあり、国が子供の学費をサポートしてくれる公的なのが最も安心です。
住宅ローンでおなじみの、国民生活金融公庫も取り扱っていると聞いてビックリです。

進学ローンの問題点とは



進学ローンの名称が当日、変更になったのは、当時の福田康夫元首相の提案だったのですが、施行日当日で突然だったので、それが大きな問題点となりました。
ただ、それは進学ローンの表面部分しか取り上げたにすぎず、高齢者にいたずらにインタビューして、この制度の問題点を増長させました。
もちろん、進学ローンの名称が変わっただけで、内容そのものに変更があったわけではないのですが、これは大きな問題点でした。
なぜなら、進学ローンの内容そのものを知らない国民が多かった中、施行する日に名称が変更されるというのは、混乱を招く結果になったからです。
実際に進学ローンのネーミングについては、野党からも批判されていて、そのため、施行日当日に配慮したものと推定されています。
その複雑な制度内容などとも相俟って、進学ローンは、スタート以来、さまざまな問題点が生じています。
当初、対応する市区町村でさえ、進学ローンの内容をしっかり把握していないことまでもが露呈されてしまいました。進学ローンは、2008年4月1日からスタートしたのですが、国民に対する説明不足があったことなどから、問題点が色々と指摘されています。
そのため、厚生労働省は、被保険者証の提示についての通知を出し、旧保険証と運転免許証があれば、進学ローンと代替できるという緊急措置をとりました。
また、保険料を免除されている被保険者から徴収するという、お粗末なミスも相次ぎ、進学ローンはスタート早々から問題となりました。

進学ローンでの問題点は、スタート時から噴出していて、口座振替、窓口での対応など、二転三転して、さまざまな混乱を生じみました。
もちろん、進学ローンは新しい制度なので、問題点が出てくるのは仕方ないことなのかもしれませんが、問題点が国民の不安を煽ったことは確実です。
また、進学ローンがスタートした当初は、いままで保険料負担がなかった人が、新たに保険料負担を強いられることになったので、マスコミでもよく取り上げられました。
実は、進学ローンについては、始まることをしらなかった国民が多い中、施行日当日に、長寿医療制度と名称が変更されています。

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