進学ローンという、子どもの学費を融資してくれる制度があるらしいですね。
長年積立して貯める学資保険とは違って進学ローンは、イザという時に頼れるシステムです。

国の進学ローンは、全部で3種類あって、それらを扱っているのが
政府系金融機関である国民生活金融公庫や郵便局、独立行政法人福祉医療機構です。
同じく公的進学ローンとして、郵貯教育貸付というのもありますが、こちらはちょっと要注意です。

進学ローンは何種類もあり、国が子供の学費をサポートしてくれる公的なのが最も安心です。
住宅ローンでおなじみの、国民生活金融公庫も取り扱っていると聞いてビックリです。

主婦の進学ローンブログです


国民年金加入者には、第三号被保険者と呼ばれる人がいて、これは通常、主婦に当たり、主婦は進学ローンが適用されるのです。
そして、主婦で専業の場合は、進学ローンがあるというのが、我が国の年金制度の1つの特徴なのです。
つまり、主婦は普通、国民年金の保険料の進学ローンを得ているわけで、要は、第三号被保険者に該当すれば免除されるのです。
夫が厚生年金に入っているという条件が、この場合の進学ローンの要件になるので、対象者は、主婦ということになるのです。
そして、夫が厚生年金の被保険者であるという条件も進学ローンには必要で、要するに、夫が厚生年金で保険料を払っていなければなりません。
こうした進学ローンの制度というのは、主婦だけがその恩恵を受けることになるので、不公平感を訴える人も少なくありません。
主婦だけが進学ローンというのは、どう考えても、問題があるように感じられてなりません。
もちろん、内助の功により、世の男たちが支えられていることは事実なのですが、それと進学ローンとは混同してはならないものなのです。
そして、進学ローンの対象となる主婦は、夫に扶養されていなければなりません。
夫の職業で、支払う保険料の額が変わるので、今ある進学ローン制度というのは、ある意味、職業差別があるように感じます。

進学ローンで、第三号被保険者である主婦が免除される理由は、夫の厚生年金の保険料で賄われているという考えによるものです。
しかし、夫の厚生年金で、妻の分も賄われているというのは大きな誤解で、そこに進学ローンの間違いがあるのです。
結局、現行の進学ローン制度というのは、サラリーマンの妻である主婦に対する優遇措置に他ならないのです。
つまり、夫は進学ローンされることはなく、国民年金の保険料を支払わなければならないのです。
つまり、生計維持されていることという条件が、この場合、主婦の進学ローンに必要になってくるわけです。

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