学生の進学ローンの掲示板です
未納扱いになると将来もらえる年金に大きく影響してしまいますが、この学生納付特例制度の進学ローンを届出しておけば、未納扱いになりません。
日本国内のすべての人は、20歳になると国民年金の被保険者となるので、普通は進学ローンはなく、保険料を納付しなければなりません。
しかし、学生に関しては労働力が低いということで、進学ローンを申請することにより、保険料の納付が猶予されるのです。
これを学生納付特例制度と呼んでいて、進学ローンの代わりになるものとして、設けられています。
基本的に、学生のその年の所得基準は、118万円と扶養親族を足して、それを38万円乗じて社会保険料控除をプラスしたものであることが進学ローンの要件になります。
また、進学ローンの対象となる学生というのは、いわゆる大学、短期大学、高等学校、高等専門学校、専修学校、そして各種学校に通っている人になります。
そして、進学ローンの対象学生は、海外大学の日本分校に在学する人で、夜間、定時制課程や通信課程の人もその中に含まれます。
進学ローンの学生納付特例制度を申請した場合、保険料納付が猶予されるので、非常に便利な制度と言えます。
学生は基本的には所得がない人が多いので、進学ローンを受けた期間の保険料は、社会人となってから保険料を納められるようになっています。
この学生のための特例の進学ローンは、比較的新しくスタートした制度で、制度発足から10年くらいしかたっていません。
そして、この進学ローンが承認された学生は、晴れて、保険料の納付が猶予されることになるのです。
学生本人のみの所得で審査されるといういが、学生のための特例の進学ローンの大きなメリットと言えます。
つまり、学生納付特例の進学ローン期間は、保険料を納めていなくても、その期間をカウントしてくれ、未納扱いにならないのです。
老齢基礎年金を満額受け取るには、40年の保険料納付済期間が必要なので、進学ローンを受けた人は、保険料を追納しておく必要があります。
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