進学ローンという、子どもの学費を融資してくれる制度があるらしいですね。
長年積立して貯める学資保険とは違って進学ローンは、イザという時に頼れるシステムです。

国の進学ローンは、全部で3種類あって、それらを扱っているのが
政府系金融機関である国民生活金融公庫や郵便局、独立行政法人福祉医療機構です。
同じく公的進学ローンとして、郵貯教育貸付というのもありますが、こちらはちょっと要注意です。

進学ローンは何種類もあり、国が子供の学費をサポートしてくれる公的なのが最も安心です。
住宅ローンでおなじみの、国民生活金融公庫も取り扱っていると聞いてビックリです。

進学ローンの元本保証は人気なんです

進学ローンに加入している人は、元本保証のあるタイプを利用している人の割合が圧倒的です。
ただ、元本保証タイプの進学ローンは、必ずしも良いことばかりではないので、その辺は十分に勘案する必要があります。
ただ、元本を守るためだけに、元本保証タイプの進学ローンを利用するというのは、頂けません。
元本保証タイプの進学ローンは、年金原資の一時払い保険料について、目減りした時でも、会社が最低保障をしてくれるというものです。

進学ローンで、元本保証タイプのものは、契約初期費用が、一時払い保険料から差し引かれることになっています。
しかも、その費用は、5%前後と大きいので、元本保証タイプの進学ローンは、余計なお金がかかります。
また、元本保証タイプの進学ローンは、手数料が非常に高いというデメリットもあります。
また、元本保証タイプの進学ローンは、初期費用以外にも、保険関係費や資産運用関係費などが、毎年徴収されることになります。
細かい仕組みを考察していくと、元本保証タイプの進学ローンは、あまりおすすめできない商品であることがわかります。

進学ローンで元本保証タイプを選ぶと、高い収益が望めないというデメリットがあります。
高い手数料をとられて、運用収益があまり望めない元本保証タイプの進学ローンは、マイナス面の方が大きいということになります。
おいしい話には常に裏があるということがよく言われますが、それは、元本保証タイプの進学ローンでも、例外ではありません。
元本保証タイプの進学ローンは、元本割れリスクを会社が肩代わりするので、会社の財務面の負担はそれだけ高くなります。
そうしたことから、大手の保険会社は、こぞって、元本保証タイプの進学ローンを続々と販売開始しています。

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