新卒就職とはです
それでもまだ、新卒就職で、新たな活動の場を手に入れられたら、それはかなりラッキーな事なんですよね。
今年のサラリーマン川柳でも取り上げられていましたが、仕事を失って、仕方なく転職を考えるという人が今はすごく多いじゃないですか。
新卒就職、それはとても暗い話題にも思われがちの昨今ですが、昔は実に明るい話題だったようです。
何しろ、今のご時世、明日は我が身、いつ自分が新卒就職者になっても仕方がないのが現状です。
最近は新卒就職を取り上げたブログやサイトも随分増えました。新卒就職者の全体数はそれほど変わっていないらしいのですが、その理由や目的というのが随分10年前と今とでは違うそうですね。
新卒就職で、初めて自らの能力を活かせる場所を見つけたという人も沢山います。
新卒就職は成功すれば素晴らしい未来が開けるというのは解るような気がします。
世の中や自分の能力がある程度解った上で、双方の条件に適応出来る場所を選べる訳じゃないですか。
自分自身のスキルアップのために40代で転職を考える人が多いというのもね。
新卒就職にはメリットも多いかわりにデメリットも少なくない。
それは今も昔も変わる事のない新卒就職の実態ではないかと思います。
だから、昔はある程度の自信のある人にしか出来なかった事なのかも知れません。
けれど、今はある日突然新卒就職にトライしなければならなくなっても不思議ではない時代。
それはそれで、大きなチャンスだと思って、とにかく前向きに考える事が大事なのではないでしょうか。
勿論ネットの中の新卒就職情報も同様で、年齢や学歴を問わない会社も沢山ありますし、加えて、経験や能力をすごく重視してくれる企業も沢山あります。
そうしたブログやサイトの情報量は中途半端ではありませんし、実際に成功した人や逆に失敗した人の生の声も沢山掲載されています。
新卒就職のランキングを見ると、学生の人気がサービス業に集中しているのに対し、市場関係者は、ベスト5のすべてに製造業を挙げています。
また、村田製作所も市場関係者の新卒就職のランキングでは上位に君臨していて、積層セラミックコンデンサーでは世界トップです。
日本には世界に冠たる製造業がたくさんありますが、学生の新卒就職のランキングではそれが反映されていません。
新卒就職のランキングを見ると、就職人気企業の劣化が進んでいるのは否めません。
要するに、新卒就職のランキングを見てわかるのは、人気上位の企業のすべてがほぼ、同種の身の回り産業で固まっているということです。
身の回り産業への異常な就職人気が、新卒就職のランキングではハッキリと露呈していて、これは、そのまま製造業への極度の不人気を示しています。
海外で仕事をしたいのなら、新卒就職のランキングに惑わされず、製造業を選ぶのがベストです。
リーマンショック前の新卒就職のランキングを見ると、その当時はトヨタ自動車、ソニー、日本電気などの製造業が人気でした。
経営者が見る新卒就職のランキングと学生が見るそれとは大きくかけ離れていて、企業評価とは別物なのです。新卒就職というのは、不況下にあって、毎年、厳しい状況にありますが、企業を比較検討する上においては、ランキングが役立ちます。
つまり、リーマンショック後に新卒就職のランキングは、大きく変容したということが言えます。
つまり、近年の新卒就職のランキングを見ると、人気がサービスや消費財産業に偏っている傾向にあります。
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