新卒就職に関する法律は人気なんです
使用者からの一方的な労働契約の解除が解雇ですが、新卒就職は、単なる使用者の契約解除の申し込みにすぎません。
ただ、強引に新卒就職を押し切られて、退職届を提出すると、自己都合扱いになるケースがあるので、注意しなければなりません。
また、新卒就職に応じると、失業給付日数が長くなるなどの様々なメリットがあるので、悪いことばかりではありません。
要するに、新卒就職をされた場合は、それなりに、労働者側は、対策を練っておかなければなりません。
いかなる場合も新卒就職に応じる義務はない、とするのが、法律の上での見解になります。
新卒就職されたとしても、法律は、労働者が無理に応じることはないと明記しているので、心配はありません。
新卒就職のランキングを見ると、学生の人気がサービス業に集中しているのに対し、市場関係者は、ベスト5のすべてに製造業を挙げています。
また、村田製作所も市場関係者の新卒就職のランキングでは上位に君臨していて、積層セラミックコンデンサーでは世界トップです。
日本には世界に冠たる製造業がたくさんありますが、学生の新卒就職のランキングではそれが反映されていません。
新卒就職のランキングを見ると、就職人気企業の劣化が進んでいるのは否めません。
要するに、新卒就職のランキングを見てわかるのは、人気上位の企業のすべてがほぼ、同種の身の回り産業で固まっているということです。
身の回り産業への異常な就職人気が、新卒就職のランキングではハッキリと露呈していて、これは、そのまま製造業への極度の不人気を示しています。
海外で仕事をしたいのなら、新卒就職のランキングに惑わされず、製造業を選ぶのがベストです。
リーマンショック前の新卒就職のランキングを見ると、その当時はトヨタ自動車、ソニー、日本電気などの製造業が人気でした。
経営者が見る新卒就職のランキングと学生が見るそれとは大きくかけ離れていて、企業評価とは別物なのです。新卒就職というのは、不況下にあって、毎年、厳しい状況にありますが、企業を比較検討する上においては、ランキングが役立ちます。
つまり、リーマンショック後に新卒就職のランキングは、大きく変容したということが言えます。
つまり、近年の新卒就職のランキングを見ると、人気がサービスや消費財産業に偏っている傾向にあります。
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